クビナガリュウ発見!: 伝説のサラリーマン化石ハンターが伝授する化石採集のコツ

著者 :
  • 築地書館
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806713432

作品紹介・あらすじ

巨大アンモナイト、新種のサンゴ化石、…そして、九州初のクビナガリュウ!大物化石ハンターならではの、あまり知られていない産地、採集のコツを伝授。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • パナソニックの現社員でありながらも、別の顔は化石ハンター!宇都宮聡さん。この本はその特異な人物像からも期待させるが、実際の恐竜の化石の発見に際しての道具、仕方などの伝授さえも教えてくれ、もちろん日本の地域の地層の特徴から出てくる化石などの解説、臨場感あふれる実際の場も記載されて大人はもちろんのこと、子供達にも夢は夢だけではないことを教えてくれる。リアルでマニアックな一冊。

  • 九州初のクビナガリュウ(サツマウツノミヤリュウ)の化石を発見した凄腕アマチュア化石採集家である著者の化石採集遍歴がつづられている。著者の化石への愛情がひしひしと伝わってきた。著者がフィールドとしてきたところが中心なので、全国的な化石産地をカバーしてはいないが、化石採集のガイドブックとしても使えそう。クビナガリュウ発見のエピソードに加えて、日本最大級のアンモナイト化石を採集したエピソードが特に面白かった。

  • 2009年7月10日

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

宇都宮聡(うつのみや・さとし)1969年10月、愛媛県生まれ。会社勤めのかたわら、趣味である化石採集をライフワークとし、九州初のクビナガリュウ(サツマウツノミヤリュウ)や、 白山(手取層群)から日本最大の獣脚類の歯、大阪での大型モササウルス類プログナソドンの頭部ほか、多数の大物化石を発見。 国内屈指のドラゴンハンターとして知られる。2013年大阪大学総合学術博物館にて開催された、川崎悟司氏とのコラボ展「日本にいた!『絶滅』古生物」を企画から参画し成功させる。歴史文化工学会理事。大阪市立自然史博物館外来研究員。2015年現在、社会人大学院生として鹿児島大学理工学部で、サツマウツノミヤリュウの研究を自ら進めている。国内外の研究者との共著論文多数。著書に 『クビナガリュウ発見!』、 共著書に 『日本の恐竜図鑑』 『日本の絶滅古生物図鑑』(以上、築地書館)などがある。

「2015年 『日本の白亜紀・恐竜図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宇都宮聡の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×