先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

著者 :
  • 築地書館
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本棚登録 : 524
レビュー : 115
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806713449

作品紹介・あらすじ

自然に囲まれた小さな大学で起きる動物たちと人間をめぐる珍事件を人間動物行動学の視点で描く、ほのぼのどたばた騒動記。あなたの"脳のクセ"もわかります。本日も、鳥取環境大学は動物事件でにぎやかなり!

感想・レビュー・書評

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  • 人間動物行動学としてみると物足りなさを感じるかもしれないが、理系大学教授の動物とのふれあいとしてみれば面白いと思う。
    私はまったく別方向の大学に進んだので、こういう大学のエピソードは新鮮ですね。

  • 自分の好きな勉強ができるって幸せだな。ぼくも学生時代、役に立たなくてもいいから、本当にやりたい勉強をすればよかったのかもしれない。もしそうしてたら今のどうなってただろう、と思うが、どうせ先のことなんかわからない。その時々でやりたいことをやる、というのは大事なのかも。

  • ★2.5かなぁ、ちょっと辛めかな?
    面白いんだが、他の魅きつけられた科学系の本と比較すると、何だか冷静な眼で読んでしまった。
    少々レベルが違ったか?えらい偉そうな感想ですな、我ながら。
    しかし人間の記憶能力が生存本能に依拠する見解は凄く興味深い、もっと教えてほしい。

  • 文章が少し頭に入りにくかったが、
    人類学の入り口としては入りやすいです。

    エッセイでもなく、児童向け学術書と
    いったところでしょうか

  • ≪目次≫
    はじめに
    第1章 「巨大コウモリが廊下を飛んでいます!」-人     の"脳のクセ"とコウモリ事件
    第2章  ヘビが逃げた!ハムスターも逃げた!-人工空    間の中の生態系のお話
    第3章 イモリを採取していてヤツメウナギを捕獲したT    くんー自然が発する信号に無意識に反応する脳
    第4章 大學林で母アナグマに襲われた?話ー神話と伝承    をつくり出す"脳のクセ"
    第5章 無人島に一人ぼっちで暮らす野生の雄ジカー私は    ツコと呼び、Kくんはメリーと呼んだ
    第6章 ヒミズを食べたヘビが、体に穴をあけて死んでい    たのはなぜかー因果関係を把握したいという欲    求
    第7章 化石に棲むアリー机の上の生態系小宇宙にひかれ    るわけ
    第8章 動物を"仲間"と感じる瞬間ー擬人化という認知様    式
    第9章 カキの種をまくタヌキの話ー植物を遺伝的劣化か    ら救う動物たち
    第10章 飛ばないハト、ホバのことードバトの流儀で人    と心通わすハト
    付録  鳥取環境大学ヤギ部物語

    ≪内容≫
    鳥取環境大の小林教授の多分第1弾エッセイ。私が最初に読んだ作品より論理的というか、強引に人間動物行動学に結びつけているきらいが…。でも、起こる事件はほっこりして楽しい。逗子市図書館。

  • 書店を見ていて、シリーズがたくさん並んでいるのを見て手にとって見た。読んでみて、たしかにシリーズになってもいいおもしろさ。
    大学内で起きた事件などを題材に、動物の行動特性や習性を分かりやすく解説。その解説の分かりやすさもいいのですが、その事件や著者の考え方(行動)が軽妙で全然飽きないし、どんどん読みたい気になります。

  • 図書館で借りて。著者の動物への愛が感じられて面白い。他のも借りてみたい。

  • コウモリ、ヘビ、タヌキ、シカ、ハト、アリ、ヤギ!

    癒さるる。

  • 読書録「先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!」3

    著者 小林朋道
    出版 築地書館

    p119より引用
    “これまで、擬人化というと、幼児や原始的な社会の人びとが行
    う未成熟な思考だと考えられてきた。しかし最近の研究は、擬人
    化が原始的でも未成熟なものでもなく、人間にとって根源的で重
    要な思考形態であることを示しつつある。”

     動物行動学者である著者による、人と自然の精神的なつながり
    について考え、その為の大学での研究や実習を記した一冊。
     巨大コウモリ出現事件についてから大学で飼っているヤギにつ
    いてまで、登場した動物や風景写真とともに書かれています。

     上記の引用は、動物を仲間と感じることについて書かれた項で
    の一文。擬人化して動物の行動を予測することで、狩猟を上手く
    運ぶことが出来たのではないかとのことです。動物だけでなく植
    物も、我が子のように接することで上手く栽培できるとのこと。
    OSや炭までも擬人化してしまえる人達は、ひょっとすると凄腕の
    ハンター達の子孫なのかもしれません。

    ーーーーー

  • 鳥取環境大学の小林教授が書く、大学に関わった動物と自分や学生の様子から行動学を分析する。

    マンガ「動物のお医者さん」ファンは一読すべし!!
    漆原教授のノリがはじめからおわりまでみっちりです!!

    自己ツッコミもなかなか楽しくて、何度か吹きました(笑

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著者プロフィール

1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。2016年から環境学部長。専門は動物行動学。
著書に『絵でわかる動物の行動と心理』(講談社)、『利己的遺伝子から見た人間』(PHP研究所)、『ヒトの脳にはクセがある』『ヒト、動物に会う』(新潮社)、『なぜヤギは、車好きなのか?』(朝日新聞出版)、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』、『先生、犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか!』(築地書館)など多数。

「2018年 『進化教育学入門 動物行動学から見た学習』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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