先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学 (先生!シリーズ)

著者 :
  • 築地書館
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本棚登録 : 140
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806715146

作品紹介・あらすじ

大人気、先生!シリーズ10冊め、いよいよ刊行。

学生がヤギ部のヤギの髭で筆をつくり、
メジナはルリスズメダイに追いかけられ、
母モモンガはヘビを見て足踏みする。

自然豊かな大学を舞台に起こる
動物と人間をめぐる事件の数々を
人間動物行動学の視点で描く。

感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学
    著者:小林 朋道

    ■概要

    大人気、先生!シリーズ10冊め、いよいよ刊行。

    学生がヤギ部のヤギの髭で筆をつくり、
    メジナはルリスズメダイに追いかけられ、
    母モモンガはヘビを見て足踏みする。

    自然豊かな大学を舞台に起こる
    動物と人間をめぐる事件の数々を
    人間動物行動学の視点で描く。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    とうとうシリーズ10冊目です!!!
    10冊もリリースされるという事は、私以外にもこの本を楽しみに
    読んでいる方が一定数おられるという事なんですね。
    実際に、この本を読んでいるという方にお会いした事はありませ
    んが、素晴らしい事です。

    本作も研究として面白い中にも、ヤギの死という悲しい別れも
    ありながら、楽しく読ませて頂きました。

    昆虫や動物の行動というのは、基本的には、以下のどれかを根本と
    していると思います。

    ・敵から逃げる事、敵を攻撃する事、共存する事
    ・子孫を残す事
    ・食べる事
    ・子育て
    ・その他生きる事
    (その他生きる事はざっくりしていますが、冬眠とか巣篭りとかが
    それにあたるのかな?と思います。)

    行動の根本理由をしっかり検証していく様は、研究の一環として
    思しろいですし興味があります。

    特定のコウモリに寄生する昆虫とか、もう面白すぎです。
    なんでそのコウモリだったのか?というのは一生分からないのだと
    思います。
    でもそれを分かろうとする努力が研究であり、その副産物として、
    思いがけない事が分かったりするのでしょう。

    行動学を主としながら、こういう本で動物行動学を広めていけている
    この先生の功績は、この業界にとって非常に素晴らしく有意義な事
    なんだと思います。

    この先生、いずれ、大きな表彰をされるかもしれませんね。

    今後も、年に一冊のペースで頑張って刊行して頂きたいです。
    期待しています。

  • シリーズ第10弾。
    相変わらず安定した面白さ。

    仮説を検証するための実験の難しさ。
    ビッグデータ(YouTubeに投稿される豊富な事例)が
    研究に与える影響にも言及されており、
    単純なほっこり話だけではないのが本シリーズの好きな点。

    もちろんほっこり話も好きですが。
    特に今回はカラーの写真が多かったような気がする。
    やはり自然の写真はカラーがいい。

  • シリーズ10作目。
    イソギンチャク、メジナ、ケブカクモバエ、コウモリ、イヌ、モモンガ、ヤギ。
    いつも通り、面白い、可愛い、優しい。
    ヤギが登場すると、いつも良い話になるイメージ。

  • いまいち。学術的な話とは程遠いし。

  • 軽い読み物としても楽しめ、行動動物学も学べる、ちょっとした隙間時間を埋めるにはいい本。

  • 今回も変わらぬ面白さ。
    読むたびに自然や動物のことが好きになる。

  • 先生シリーズもとうとう第10弾、小林先生お疲れさまでした。生徒さんたちのお世話、大変だろうなぁと思いつつ読むと、学生さん達もそれなりにお世話し返してるようなので安心した。これからも無理のないペースで執筆お願い致します^_^

  • ゆるっと読める本として以前から目をつけていたこのシリーズ。著者は鳥取環境大学の動物行動学研究室の教授。子供向けの図鑑などとは異なる、実際の研究過程なんかも書いてあって、動物に興味のある子供にも向いてる、という印象。

    どのエピソードもほほえましかったりほっこりしたり、動物の興味深い観察記録だったりするけれど、生き物を扱う研究は本当に大変だろうと思う。万人に面白く分かりやすく書いていただいている背景にあるはずの、小林教授や研究室の学生さんたちの多大なる苦労に敬意を表したい。

    ちょっと疲れてる時期に読んだので、ヤギとのお別れは何だかほろっと来てしまった。表紙のモモンガかわいすぎるけど、コウモリもよく見るとかわいいんだな、と写真を見て思った。

  • <目次>
    はじめに
    第1章  グレという魚の話
    第2章  そのハエは、コウモリの体毛のなかで暮らしていた
    第3章  イヌは、自分の行動に罪の意識を感じることがあるのか?
    第4章  コウモリは結構ニオイに敏感だ!
    第5章  モモンガの天敵たち
    第6章  トチノキとヤギの物語

    <内容>
    ご存知、鳥取環境大学小林朋道先生の痛快研究室日記(?)。今回もモモンガやヤギなんか大活躍。学生も多分個性的。安心して読めます!

    逗子市立図書館

  • シリーズ初読なんだけど、どれから読んでも大丈夫って聞いたから一番気になったタイトルの本作を。腹痛話はちょっとシャレにならないところもあったけど、犬とか蝙蝠とかの話は面白かったなあ。モモンガも。

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著者プロフィール

1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。2016年から環境学部長。専門は動物行動学。
著書に『絵でわかる動物の行動と心理』(講談社)、『利己的遺伝子から見た人間』(PHP研究所)、『ヒトの脳にはクセがある』『ヒト、動物に会う』(新潮社)、『なぜヤギは、車好きなのか?』(朝日新聞出版)、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』、『先生、犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか!』(築地書館)など多数。

「2018年 『進化教育学入門 動物行動学から見た学習』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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