手話の歴史 上 (ろう者が手話を生み、奪われ、取り戻すまで)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806715603

作品紹介・あらすじ

17世紀革命前夜のパリから出発し、手話を育みながら公的なろう教育の礎を作り、国を超え、ヨーロッパ・アメリカの2大陸をまたいで、手話コミュニティのネットワークを築いたろう者たち。19世紀後半から、電話の発明者ベルを筆頭に「善意」の聴者たちが、ろう者の手話とその歴史を否定していく。逆境の中で、みずからの人間的尊厳をかけて、手話言語とろう者社会を守ってきたろう者たちの闘い。
これまで知られていなかった手話言語とろう教育の真の歴史を生き生きと描きだしながら、言語・文化の意味を問いかける名著。

フランス革命やナポレオンの台頭と没落など、歴史の大きなうねりの中、フランスで生まれ育ったろう少年ローラン・クレール。
クレールが世界初のろう学校で教育を受け、自らも教師となり、トーマス・ギャローデットの招きを受け、ろう教育を広めるべくアメリカの地を踏むまでを、フランスとアメリカのろう教育の変遷とともに語る。

著者プロフィール

言語心理学と言語学の専門家であるハーラン・レインは文学学士、文学修士をコロンビア大学で取得し、ハーバード大学のB. F. スキナーの下で心理学博士号を取得した。また、パリのソルボンヌ大学から文学博士号を授かった。その後、ミシガン大学の言語及び言語行動調査センター長となり、サンディエゴのカリフォルニア大学の言語学の客員教授、ボストンのノースイースタン大学の心理学の特別名誉教授となった。
著書『アヴェロンの野生児研究』(福村出版、1980年)では、野生児に関する研究で大きな賞賛を受けた。また、ろう者の歴史に関する、フランス語からの翻訳『聾の経験』(東京電機大学出版局、2000年)を編集した。その他、現代のろう者の言語に関する研究を概説した『アメリカ手話学の近況』(フランソワ・グロージャン共編、1989年)や、『善意の仮面』(現代書館、2007年)などがある。

「2018年 『手話の歴史 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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