先生、脳のなかで自然が叫んでいます! ([鳥取環境大学]の森の人間動物行動学・番外編)
- 築地書館 (2018年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806715665
作品紹介・あらすじ
なぜ小林少年は、大自然とのつきあいのなかで、
すばらしい学び手となれたのか――
ヒトの精神と自然とのつながりから読み解く
幼いホモ・サピエンスの一見残酷な虫遊びには意味があるのか
生物の擬人化は、ヒトの生存・繁殖に有利なのか
生き物の習性・生態に、ヒトが特に敏感に反応するのはなぜか
アカネズミとドングリの関係、ニホンモモンガの暮らし、
キャンパスでの動物との出合い、
子どもたちとの自然教室での実験などをまじえ、
動物行動学と脳のクセから考える
感想・レビュー・書評
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今回は番外編のためか、いつもと少~し違う雰囲気?(゜゜)でも面白~い(^^)あの小林少年がこの小林先生になるのか~(*゚Д゚*)
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資料関係の本ばかり続けて読んでいたので、小休止も兼ねて手にとった。り
多分、以前読んだことがある。既視感がとてもあって、その分読み進めるのも速かった。
相変わらず軽妙な文章で読みやすくてわかりやすい。人間もまた動物であることをこれだけ楽しげに解説出来る人もいないんじゃなかろうか? -
先生シリーズ、読んでみたかったので読んだ。面白いし分かりやすい。今回の本は番外編的な感じ。著者の動物への愛をふつふつと感じる。他のシリーズも読んでみたい。
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これまでの「先生シリーズ」の番外編ということで、学問的専門分野に突っ込んだ少し堅い内容だったように感じた。小林少年が野山を駆け回っていたエピソードは、現在の小林先生のあるべき姿だったのだろうか?野生動物を擬人化してみる目は自然と人の精神との繋がりとなり、即ち野生生物の生息地の保全に寄与する。脳内の生物認知専用領域には動物への愛好心理を司るプログラムが存在し、それがペットの飼育に繋がる。我々ホモ.サピエンスも野生や自然との共存、動物への愛護の精神の重要性が究極的結論と感じた。
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先生シリーズの番外編。他の本よりちょっと専門用語が多め。生態学の勉強した気になる。でも、ユーモアがあって読みやすいのは他の本と同じ。
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いつもより人間寄りな先生シリーズ。
うん、いつも通り興味深い。
そして割合先生自身のことについても書かれている感じ。
そしてももんが可愛いよももんが。 -
人間行動学も面白いな!
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今回は、番外編ということで、少し学術的な内容に寄せた形でいつもと雰囲気が違ったけど、これはこれで面白い。