木々は歌う-植物・微生物・人の関係性で解く森の生態学

  • 築地書館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806715818

作品紹介・あらすじ

ジョン・バロウズ賞受賞

アマゾンの先住民の森林への深い智慧と森の構成員としての関係性、
イスラエルとパレスチナのオリーブ農家の伝統と改革、
大都市ニューヨークの1本の街路樹から見えてくるコミュニティの姿、
400年前から命をつなぐ日本の盆栽に見る人と自然―――

1本の樹から微生物、鳥、ケモノ、森、人の暮らしへ、
歴史・政治・経済・環境・生態学・進化すべてが相互に関連している。
失われつつある自然界の複雑で創造的な生命のネットワークを、
時空を超えて、緻密で科学的な観察で描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 木々と人々のつながりを、様々な側面から描いた本。
    環境問題はえてして自然破壊として語られ、自然界と人間界を対峙して捉えられがちだと思いますが、こちらは2つがつながっているものとした視座に立っている。
    私が小学生か中学生の時、国語のテスト問題で、自然の反対語の答えが人工とするテスト問題があって、違和感を感じ、それ以降、この解答は間違っていたと考えています。
    同じ思いの人を見つけた。

  • ●いくつかの木々にクローズアップして、それらの植生を興味深い筆致で記した本。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB28356833

  • 当たり前のコトを忘れているよね、、、糸井さん切る必要のない木を切ってお金儲けしないでね。。。

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    ジョン・バロウズ賞受賞作、待望の翻訳
    アマゾンの先住民の森林への深い智慧と森の構成員としての関係性、イスラエルとパレスチナのオリーブ農家の伝統と改革、大都市ニューヨークの1本の街路樹から見えてくるミュニティの姿、400年前から命をつなぐ日本の盆栽に見る人と自然―――
    1本の樹から微生物、鳥、ケモノ、森、人の暮らしへ、歴史・政治・経済・環境・生態学・進化すべてが相互に関連している。
    失われつつある自然界の複雑で創造的な生命のネットワークを、時空を超えて、緻密で科学的な観察で描き出す。
    http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1581-8.html

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著者プロフィール

デヴィッド・ジョージ・ハスケル(David G. Haskell)

アメリカ、テネシー州セワニーにあるサウス大学の生物学教授。
ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団からフェローシップを与えられている。
オックスフォード大学で動物学の学士号、コーネル大学で生態学と進化生物学の博士号を取得。
調査や授業を通して、動物、特に野鳥と無脊椎動物の進化と保護について分析を行い、多数の論文、科学と自然に関するエッセイや詩などの著書がある。活動は、科学、文学の域を超え、自然そのものを思索するところへ広がっている。
前著『ミクロの森』(築地書館)は、ピュリッツァー賞最終候補となったほか、国際ペンクラブ・センターの選出するE. O. ウィルソン科学文学賞で次点となり、全米科学アカデミーの最優秀図書にも選ばれている。
著者のウェブサイトhttps://dghaskell.com/

「2019年 『木々は歌う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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