先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学
- 築地書館 (2024年1月9日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806716594
作品紹介・あらすじ
子モモンガの協力で「フクロウに対する忌避反応」を証明し、野球部スカイラークスの部員がヒバリを救い、ヤギの群れのリーダーが意外なヤギに決まり、地球を模した「ミニ地球」内でヤマトシロアリを発見し、怪我をして飛べなくなったユビナガコウモリを世話して、登山演習で学生のために奮闘する全6章。疲れていてもクスッと笑える動物エッセイに、今回は教授の「考察」も加わって、何やら新しい雰囲気。自然豊かな大学を舞台に起こる、動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。大人気、先生!シリーズ。どの巻から読んでも楽しめます。
感想・レビュー・書評
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動物行動学。シリーズ18冊目。番外編含めて19冊目。
モモンガ、ヒバリ、ヤギ、シロアリ、コウモリ。
怒られたときに謝るヨウムの話が好き。
動物の社会性や認知能力は本当に興味深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024年刊。シリーズが始まって以来、既に20年近い。今回も著者の「ノリ」は有るが、併せて今までで最も学術的な面が強くなった印象。個人的には今まで物足りなく感じていた部分なので有難い。実に面白楽しい。自分は都心部に住んでいるので、自然環境の要素に乏しい。自然に触れる機会が減る事は、人間という生物としての不完全な成長に繋がる… との言説、分かる気がします。
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