- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808708191
作品紹介・あらすじ
千数百年前に中国大陸や朝鮮半島を経由して伝えられた技法や素材が、今日まで連綿と受け継がれている日本画。この世界に類を見ない長い伝統を誇る絵画様式は、天然の素材が紡ぎだす繊細な美しさが最大の魅力のひとつですが、それはつねに脆弱性と隣あわせにあるということも意味しています。本書では、日本画とその素材、模写、そして日本画をとりまく環境のなかで必要不可欠な文化財修復などに関連する用語を、貴重な作業工程や素材といった豊富な写真とともに丁寧に解説しています。
感想・レビュー・書評
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日本画に関する基礎的な事柄は何でもござれな本。
絵を描き疲れたらこれを読みましょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素材についての説明が丁寧でとてもわかりやすい。
古くから天然の材料を工夫して使っていた古代人の智慧には感服する。 -
日本画の基礎知識。
絵具の製造方法、胡粉の溶き方、派閥、技法。
これから娯楽で始めるHOW TO本ではなく、本格的にやっている又は本格的に始める人のための用語本。
保存修復に力を入れていた平山郁夫先生が総監修を務めているからか、巻物の扱いや保存科学についても触れられている。
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