もっと知りたいウィリアム・モリスとアーツ&クラフツ (アート・ビギナーズ・コレクション)

著者 : 藤田治彦

• 東京美術 (2009年1月30日発売)

感想・レビュー・書評

[ZAZIさんの感想 · 2021年8月28日]

「ウイリアム・モリス展」を堪能した後、図書館で借りる。背景などが良く分かって、良かったです！

[inさんの感想 · 2020年11月29日]

このシリーズは薄さの割には内容が濃くて好き。
しかし他のもたくさん欲しくなるのが難点。

[道標さんの感想 · 2018年6月30日]

ミュシャの流れで「アーツ＆クラフト」のウィリアム・モリスが気になり、読みました。
目を見張るのが多才ぶり。デザインだけでなく、絵画、写植、会社経営、社会主義啓蒙活動と多岐にわたり、そのどれもで名前を残しているようです。
作品と生涯を鑑みて、とてもロマンチストだったんだろうなぁと思いました。

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2011年11月28日]

わずか80ページで、モリスの作品とその後を体験できる貴重な本。
図版も多く、そのどれもが素晴らしいので、ビギナーに限らず、手にとって見て欲しい。

私が初めて彼の作品を扱ったのは、世界で一番美しい本といわれているケルムスコット版『チョーサー著作集』だったが、たしかにその美しさは群を抜いていた。活字や装幀に魅了された初めての経験であった。

その後、この本が単に本として完成されていたのではなく、生活全体を変革していく確かな思想と生活を彩る豊かな美的センスに裏打ちされていることを知り、私はますますモリスという人に惹かれていくようになった。

本書では彼が手がけたテキスタイルデザインにとりわけ、うっとりしてしまう。また、一冊、愛蔵書が増えた。

[小夜嵐さんの感想 · 2009年7月11日]

■未購入

・立ち読み
・某展示会での展示品が多く記載
・図録を購入しなかった方にはおすすめ

著者プロフィール

【刊行時】
大阪大学大学院文学研究科教授・CSCD教授

「2009年 『芸術と福祉 アーティストとしての人間』 で使われていた紹介文から引用しています。」