これが本当のマスコミだ: 社員が教える企業ミシュラン

著者 :
  • 東邦出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809404252

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  • テレビ、新聞、出版などの社員からのヒアリングから
    社内のカルチャーを書いている。

    とりあえずマスコミは
    ・全体的に古い体質
    ・コネ多い
    ・よく働く
    ・でも意外と低い離職率。

    と言うのが特徴らしい。(リクルートはまた少し別。)

    企業ミシュランほど同業他社の違いがあまり表現されてないところは△。

    どこの業界もそうだけどマスコミ業界は建設業だ。
    同じ仕事をやるなら一次受けの会社じゃなきゃダメだ。

    そう心から思った。同じ仕事で給料・待遇が確実に異なる。


    業界ごと違いメモ

    〇テレビ
    七割コネ、部署を移りたいなら企画書を書けと言われるとこもあったり、配属により年功序列度が変わる。
    例)
    バラエティ→企画通ればチャンス
    ドラマ、報道→ヒエラルキー

    〇新聞社
    著述業は身につくが他にも役立つプレゼンスキル、マネジメントなどは身につか
    ない閉鎖的カルチャー。
    例)
    日経は新卒しか取らない。とても閉鎖的。

    〇出版社
    優秀な女性が集まる。

    以下は、企業別
    ○リクルート:特に目新しくない。
    給料高い/あほなくらい働く/ステップ休暇(3年ごと1ヶ月休み)/38歳定年/サークルのような風土

    〇電通・博報堂:こっちもそんなに目新しくない
    ・無名大学の人がいたら、コネ入社の場合も。コネ平均三割
    ・クライアント企業の上層部の子息多い。露骨に担当職にはしない。
    ・実績とは無関係で、右肩上がりに給与↑
    ・コネ入社で本当に使えない管理職などもやはり存在。
    ・一般職採用が無いから細かな仕事もやる。
    ・離職率低い。5-6年で一割。その後やめない。

著者プロフィール

渡邉 正裕(ワタナベ マサヒロ)
ニュースサイト『MyNewsJapan』(mynewsjapan.com)のオーナー、編集長、ジャーナリスト。
1972年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、日本経済新聞の記者、日本IBM(旧PwCコンサルティング)のコンサルタントを経て、インターネット新聞社を創業。一貫して「働く日本の生活者」の視点から、雇用・労働問題を取材、分析、提言。著書に『企業ミシュラン』シリーズのほか、『10年後に食える仕事 食えない仕事』『35歳までに読むキャリアの教科書』『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか』『トヨタの闇』など多数。

「2020年 『10年後に食える仕事 食えない仕事 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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