イチロー頭脳: 目標を達成するための思考法

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  • 東邦出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809405129

感想・レビュー・書評

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  • イチローが天才では無く、日々努力するための工夫やマインドが分かる本。

    ◆以下学び◆
    ・他人を蹴落とすことよりも自分の成長に興味を
    ・チャンピオンのように振る舞えば、自然に自信は育つ
    ・小さな挑戦を続け、それを着実にクリアする事
    ・勉強したくなくても、とにかく机の前に座る
    ・1日5分で差をつける
    ・面白いと言う感覚を優先する
    ・気持ちを込めて、道具を扱う
    ・自分を貫き通す事の大切さ
    ・頭で考えずにまずは行動

  • 4-8094-0512-5 166p 2006.5.5 2版1刷

  • イチローの思考が理解できた。野球だけでなく、すべてのことにおいて、活用できる思考だと思う。何事もこだわり続けることが重要だと感じた。

  • これを読めば明日も頑張れる!

    ツラいとき、苦しいとき…立ち直るきっかけになる一冊だと思います。

  • マリナーズのイチローは今年も快調にヒットを量産して、9年連続200安打や大リーグ2000本安打などの記録に向かっています。1週間ほど前に負傷してこの4試合出場していないのが気がかりですが。

    この本はイチローが話した内容を基にして、目標を達成するための思考法のヒントが書かれています。傍から見ていると大記録をいとも簡単に成し遂げたように思いますが、彼の行動を制御している思考法はとても興味がありました。

    以下は気になったポイントです。

    ・心が仕草や態度を変化させてくれるのではなく、仕草や態度がその人の自信の量を変化させる(p15)

    ・人に勝つためではなく、自分がどれくらい成長したかということに価値観を求めれば、どんどん進歩していける(p21)

    ・チームワークがアメリカで使われる場面とは、二人の大人が子供の肩を支えて向こう岸の川に渡してやるときに使われる、つまり弱い者を強い者が助けるというのがチームワークの本質である(p23)

    ・安易に人のアドバイスを受けるべきではない、自分の主張を親やボスにしっかりと伝えることが大切(p31)

    ・「なにかになりたい」というのは、「なれなくてもいい」という言葉の裏返し、夢だけで終わらせるのではなく、夢という風船に自信という空気を吹き込み続けることが大切(p41)

    ・目標を決めたら、それを実現するための行動と目標の達成期限を紙に書き込むのが良い、それを毎晩ベットに入る前にチェックするのが良い(p45)

    ・通勤時間は最も重要な「すきま時間」、この時間を利用して、ひとつのことにテーマを定めて1年間持続させる(p49)

    ・目標のレベルは、達成できる確率が6割程度の設定が望ましい、頑張ればなんとかなる目標が良い(p51)

    ・やりたくなくても、その場所に行く習慣をつけることが大切、そうすればやる気が起きるもの(p69)

    ・他人に打ち勝つという目標ではなく、「自分のベストを超える」目標が素晴らしい(p89)

    ・成績や結果だけではなく、自分が納得したか否か、そこに価値観を見出せれば良い(p91)

    ・イメージすることが、人間を成長させるガソリンになる、普段から確固たる自分のイメージを持って行動すれば、努力は全く苦にならずに、自発的に身体が動くはず(p93)

    ・勉強は仕事の中に「面白さ」を見つけることが、挑戦するためのエネルギー源となる(p97)

    ・大切な試験、仕事でよい成績を取りたかったら、1~2週間前から準備を始めること(p99)

    ・あなたを高めてくれるライバルを見つめること、そしてそのライバルに打ち勝つ秘策を練ること(p123)

    ・いつも本番のことを想定して練習すること、いくら練習でよい成果が出せても本番で出せなければ意味が無い(p129)

    ・優等生の勉強法は、毎日同じ時間に勉強する週間を付けていること、これが持続力を身につけるポイント(p145)

  • 胸に響く素敵な言葉がたくさん詰まっています。
    日常で、良く手に取る一冊です。

  • うまくいくときはできて当然。
    人の価値は、出来なくても腐らずにやりつづけることだと
    思う。

  • 超一流の人が考えていることがよく分かる。
    非常に面白い内容であったため、貸し出し用の保管とする。

  • ・びっくりするような好プレーが勝ちに結び付くことは少ない。確実にこなさないといけないことを確実にこなせるチームは強い。
    ・小さな事を多く積み重ねることが、とんでもないところに行くたった一つの道。
    ・どんなに難しいことも平然とやってのける。それがプロであり、それに伴う努力を人に見せる気は僕にはありません。
    ・僕はいつも小さい時から、周囲の出来ないだろうという声に反発してやってきた。全員で甲子園に行こうと言った以上、どうしてもそれをやり遂げたかった。もう必死ですよ。


    イチローの名言の数々の解説本。本としては普通だけど、イチローの考え方、姿勢が筆舌に尽くしがたいごと凄いので☆4つで。特に小学生時の作文は、この時からすでに芯がしっかりしている証明だと思わせる内容でびっくりした。目標からの逆算思考がこの時にすでに徹底して出来ている文。
    日本が誇るスーパースター。


  • この本は、イチローさんの発した言葉と、その言葉の中にある深い意味についての解説をしていきます。

    わりとすぐに読めました。
    イチローさんのファンのかたや、そうでない方も一度読んでみたらイチローさんの見方が少し変わると思います。

    本の後ろの方には、松井さんやメジャーに行かれた方の言葉なども収録されています。

    スポーツについて考えさせられる一冊でした。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。臨床スポーツ心理学者。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問。前鹿屋体育大学教授。日本スポーツ心理学会会員京都大学工学部卒業。1971年住友電気工業に入社。研究開発本部に所属。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。1982年に脱サラし、米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去25年以上にわたり臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。2013年3月鹿屋体育大学を定年退職。2010年より5年間「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に準レギュラーとして出演。主な著書に、ベストセラーになった『イチロー思考 孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫』(東邦出版)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『ゴルファーの潜在能力を開花させるマインドセット革命』(実業之日本社)、『新庄剛志 楽しく夢をかなえる言葉』(清談社Publico)など250冊以上にのぼる。

「2024年 『岡田彰布 眠れる力を引き出す言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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