猫の言い分お伝えします。

  • 東邦出版
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本棚登録 : 60
感想 : 7
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  • 本 ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809413612

感想・レビュー・書評

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  • 私は猫に出くわすと、まず猫様とお呼びかけして丁寧にご挨拶し、拝みながら私の俗な願い事を聞いてもらうことにしている。私から見た猫は私にそうされる生き物である。人間にもたまにそうされるべきなのがいるので、その場合は初対面でも関わりなく似たようなことをする。ついでにその辺の地蔵や祠にもやる。

    私の行動に惹かれるあまりにミラーリングがはじまった猫(私がご挨拶すると一緒に頭を下げる)はこれまで一匹だけで、ほかはどの猫もしばらくすると恐怖におののいた様子で逃げ惑う。
    一方、人間でちょっと高等なのは自分がなぜそうされるのかまでを含めて理解しようとし、なんとなく解って、ウケたりちょっと傷ついたり見合った返しを考えたりする。要するに人間の中で高等なのは、それがこちらから見た関係性を提示するというコミュニケーションであることを理解する。そうでない人間は猫同様、ただ怖がる。
    (端的に、餌や生殖、安全保証などの物理的な利害でしかコミュニケーションが取れないのを下等生物と呼び、自分から見た相手、相手から見た自分という互いに絶対に見えないものの提供を面白がるのを高等生物と呼んで差し支えないだろう)

    で、毎度猫と人間(と地蔵)に同じことをしていて比較ができる私からすると、ほとんどの猫は下等な部類の人間と反応が同様である。

    それが何を意味しているのかということについては言及しない。

  • 本当に猫から話が聞けたらどんなにいいのにと思う。震災の猫ちゃんの話は泣いた。幸せになって欲しい

  • 読了。

    猫や犬の気持ちがわかるアニマルコミュニケーションには以前から興味があったので読んでみた。

    実際に会話した内容がまとめられた本。

    自分も飼っているのでグッとくるところはあった。

    写真でも会話できるとか死んでても会話できるってのはスピリチュアルで鵜呑みにはできないんだけど、私も会ってみたい。
    (160719)

  • 2016/03/31

  • ホノルル在住で、日米で活躍する動物の声の通訳士、アネラさんの「犬」に続く「猫」の本「猫の言い分お伝えします」、2016.1発行です。アニマルコミュニケーションによって、動物の本心を正確かつ愛情をもって伝えるアネラさんです。①心からの言葉は、必ず猫に伝わる。また、飼い主の強い思いや感情の込められた波動を読み取って猫は理解すると。3~5歳、更には小学生中学年位の理解力がある。②猫はきまぐれと思うのは、勝手な思い込み ③遊びに気持ちが入ってないと、猫はてきめんにわかる。④猫もデブと言われたら傷つく。

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著者プロフィール

多くの動物に囲まれて育った東京での幼少期を経て、19歳で米国へ。
ハワイで結婚と離婚を経験、シングルマザーとして2人の娘を育てる。
大手旅行会社、ホテル勤務を経て各種セラピストの資格をとり、自身のサロンを開業する。子どもたちの独立を機に、動物保護シェルターでのボランティア活動もスタート。
そこで「動物の言っていることを理解する能力」に周囲のスタッフが気づき、アニマルコミュニケーションを始める。
正確でリアルな「通訳」にはリピーターが後をたたない。

「2021年 『犬の通訳士 彼らとエネルギーで繋がる方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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