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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784809420023
作品紹介・あらすじ
"★ ダ・ヴィンチ・恐山氏、推薦 ★
A からZに連なる怪談の言葉あそび。
われわれがもてあそんできた情報たちの密かな逆襲と、にぎやかな祝祭。
***
""それ""は、ひとつのサイトから始まった。
200万PV突破のネット怪談ロア、ついに書籍化!
新作書き下ろし1篇を収録!
ゆっくりボイス、まとめブログ、Discord、実験レポート、匿名掲示板、ドキュメンタリー映像、ホラー番組、位置情報ゲーム、オンライン百科事典、出所不明のカセットテープ、アスキーアート、チャットボット……。
いにしえのネット文化から最新のAI技術まで、幅広いテーマで描かれた全26篇の物語──「つねにすでに」。
各話はA〜Zの頭文字を冠し、独特の世界観を展開。公開後すぐに、AIを使ったインタラクティブなギミックや、1日限定で公開された民家での展示など、ネットならではの仕掛けが大きな話題に。
公式Discordには6,000人以上のファンが集い、熱い考察を繰り広げたあの作品が、ついに書籍化です。
発行:ひろのぶと株式会社
発売:順文社"
感想・レビュー・書評
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インターネット上の怪談を集めた短編集。ネット上の記録をなるべくそのまま書籍へと表しているため、小説を読むつもりでこの本に挑むと心が折れるかもしれない。短編集には1つの筋が通っており、理解力や解釈力の高い人はそれを楽しむことができそう。残念ながら僕にはその力はなかった。
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( ᐕ)
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感想としては、読みづらい…の一言。
まず話によってはフォントサイズがかなり小さい。
文字も細い書体を使用している。
途中までは頑張って読んだけど、「こんな頑張って読む必要ある?」と諦めてしまいました。
奇抜な作りで面白い魅せ方だと思うけど、読むのに苦労します。 -
難しーい横文字多め
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一話目Archiveでかなり引き込まれた。イヤホンをして聞けっていうからその通りにやって、まんまと…って感じ。
そこからは次、次…昔から心霊現象や怖い話の特番が大好きだったから、音声や動画で楽しめて、かつ詳しくないネットロアの世界を味わえるのが面白かった。
最後ちょっと混乱したからまた読みなおそうと思う。 -
インターネット全体へのラブレターみたいな終わり方だった
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YouTubeと連動している仕掛けは面白かった。
実際にこんな番組やドキュメンタリーありそう。
点と点を結びつけると…
後半はかなり難解でした。 -
ムリだった。若者向けなのかも知れない。
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梨さんの話が結構好きなので読んでみたが、多分こういう媒体のものは私に向いていないんだろうなと思った。
書籍上のみで完結するのではなくネット上の動画だったり音声だったりを用いて、より身近で現実味のあるものとしてこのお話を味わえるようにしているのかもしれないが、その仕様に気が散ってしまってあまり楽しめなかった。
QRの向こうにこの本に記載されていないものがあるのかもと気になって見るけど、そうすると媒体の行き来が発生して非常に集中出来ない。
話は面白いと思うけど、普通の、書籍上のみで完結する本の方が面白いなって結論に至ってしまって少し残念だった。
色んな媒体でもってひとつの話を楽しめる人にはすごく面白いかもしれないので、そういう人はぜひ読んでみてほしい。
そうじゃない人は疲れちゃうかもしれないので、もう書籍じゃなくてWebサイトの方で読んだらいいかもしれない。
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