授業づくりのゼロ段階: Q-U式授業づくり入門

著者 :
  • 図書文化社
4.20
  • (4)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 67
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (67ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784810005769

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Q-Uは生徒達の表には出さない学級状態を数値化できる指導を効率的に掘り下げることができる便利なツールだと思います。

    Q-U関連図書は数多く出されていますが、まずQ-Uを知る、あるいは人にわかりやすく伝えたいといったとき、本書のパッケージはボリュームとも最適だと思います。

    かなり広範囲な内容もそのエッセンスをこぼさず凝縮して即日理解できるはずです。

    本書でアウトラインを理解して上でその先の各段階の図書へ移行するととてもスムーズに進行できると思います。

    Q-Uは一つの方法論かもしれませんが、そこから見えることや有効に使える範囲は計り知れないと感じています。

  •  授業づくりには、学級の状態が重要である。QUの状態で、学級の状態を知ることができる。
    本書にQUテストの具体的方法があれば、本書は更に良かったと思う。

  • 授業のルール、デザインをしっかり決めないとな。あとは指示を細かく明確にすることを心がけよう。どうして授業がつまらないと感じるか、その原因を一つ一つ詰めていこう。

  • 授業を充実させるためのゼロ段階としての学級集団の育成。学級集団の状態を適切にとらえるための質問紙であるQ-Uと、把握された学級状態に応じて教師がなすべきことをわかりやすく述べています。OPAC → http://t.co/bjzBa3eoR3

  • 「かたさ」「ゆるみ」「荒れ始め」のクラスに対応する授業作り方法の提案

    教職実践演習で使ってみよう

  • 授業を充実させるには,
     ①その学級集団の状態を把握して,その学級集団に合わせた授業を展開すること
     ②建設的な集団活動が成立する学級の状態にする。

    ためのノウハウが,分かりやすく書かれています。

    大切なのは「ルール(規則)」と「リレーション(生徒との信頼関係)」。

    「ルール」守れて,教師との間に「リレーション」が築かれていれば大丈夫!⇒そのためにどうすれば良いかのヒントが盛りだくさんです。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

早稲田大学教育・総合科学学術院教授。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。博士(心理学)。公立学校教諭・教育相談員を経験し、岩手大学助教授、都留文科大学大学院教授を経て、現職。日本学級経営心理学会理事長、日本教育カウンセリング学会理事長、日本教育心理学会理事。

「2022年 『子どもの非認知能力を育成する教師のためのソーシャル・スキル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

河村茂雄の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ミヒャエル・エン...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×