切り裂きジャックの日記

著者 :
  • 角川書店(同朋舎)
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784810420968

感想・レビュー・書評

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  •  ブックオフで二百円で購入しました。
     あの切り裂きジャックの正体が分かった? ええ〜嘘ぉ。とか思いながら読み進めました。
     ……なんか違う。ちーがーうー!!
     ジェームズ・メイブリックという人間がたびたびロンドンに訪れていたこと、彼の日記には当時報道されていたこと以外の現場の真実(証拠品など)が書かれていたこと、彼の懐中時計には「私がジャックだ」という署名とホワイトチャペルの五人の犠牲者の名前のイニシャル(MK、ES、CE、MN、AC)が引っ掻き傷でつけられていたこと。
     メアリー・ケリーの死体写真が掲載されていたことはまぁ評価できるかと。死体のすぐ上の壁に「FM」(フローレンス・メイブリック)と書かれているらしい。
     日記そのものは本物(昔に書かれたもの)であり、ただ彼が本当に切り裂きジャックかは分からないと締め括られていて、なんだかなぁ。

  • 発見された日記には、「切り裂きジャック」と呼ばれた殺人犯のものと思われる記述に溢れていた。真偽は尽くされてはいない。

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著者プロフィール

翻訳家。訳書にブライアン・サイクス『イヴの七人の娘たち』、ヘレン・フィッシャー『人はなぜ恋に落ちるのか?』、ジョン・コーエン『チンパンジーはなぜヒトにならなかったのか』の他、英米文学の翻訳も多数。

「2020年 『アダムの運命の息子たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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