かっぱ (えほん遠野物語)

著者 :
制作 : 柳田国男 
  • 汐文社
3.36
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本棚登録 : 101
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811322544

作品紹介・あらすじ

岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の物語を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!豊かな伝承にいろどられた山や川や里の、そこかしこにひそむ不思議な世界は、ときに妖しく、ときには謎と驚きに満ちて、百年の時をこえて、私たちの心をふるわせる。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズの中では、怖いというより物悲しい感じがする。肩身の狭さというか。河童と人がうまく共存できればいいのに。

  • 2-1 2012/07/18
    5-1 2012/06/04

  • どこかユーモラスな河童だけど、この絵本の河童はそうじゃない。不気味だ。
    赤色だからとか姿が見切れているからとかあるんだけど、なにより生活に近いから、なんじゃなかろうか。

  • 怖さがある。さすが小泉八雲の作品だが、現代の子供には、この設定がよくわからない。なんとなく物語の不思議さと、絵のおどろおどろしい様が、ぞっと背中に降りてくる。夜に読んだりすると、眠ってくれなさそう。日本には、こういうお話があったんだよと、伝えて欲しい一冊ではある。

  • 地図イラスト/小野寺光子
    ブックデザイン/椎名麻美

  • 京極夏彦さんが文を担当している「えほん遠野物語」シリーズの1冊。
    絵は北原明日香さん。

    遠野のかっぱは変に赤くて、悪いことをした後に人と交渉したり、女性を孕ませたり、なんだか可愛げがなく、気持ち悪いな…。

    地方の伝承などは、本当は人間である犯罪者を「妖怪」として「妖怪にやられたのならば仕方がない…」としているケースも多いから、このかっぱもそのたぐいかな…。

  • 「ざしきわらし」が気に入り、えほん遠野物語の2冊目として購入。

    村社会と共存した河童の存在が、どこか不吉な余韻として残る。

    赤い河童は知らなかった。

  • 怖いんだけど、どこか河童に同情的なのは、
    人間側の方が力を持ってる感じがするからかな・・・

  • 2016 9/28

  • 赤い河童が絵本になることでより分かりやすく。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書に『幽談』『冥談』『眩談』『鬼談』『ルー=ガルー』『南極(人)』『厭な小説』『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』 『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『遠野物語拾遺retold』 ほか多数。

「2021年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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