ざしきわらし (えほん遠野物語)

  • 汐文社
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本棚登録 : 141
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811322551

作品紹介・あらすじ

この神がいる家は、栄えるといわれる。百年をこえて語りつがれる怪談の原点。美しく悲しい物語。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!

感想・レビュー・書評

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  • 座敷わらしは十二、三歳くらいの子ども。男の子も女の子もいるみたい。ふたりの童女に去られた孫左衛門は何も悪いことをしてないなら気の毒だけど、去られる何かがあったのかな?絵に迫力あり。

  • 一般的なざしきわらしの物語!作画が恐いです!

  • 地図イラスト/小野寺光子
    ブックデザイン/椎名麻美

  • 三毛猫ちゃんが味がありました。

    キャンバスの地の目が出た絵も良かった。

  •  子供のために借りる絵本を探しに、仕事帰りに図書館に寄った。候補の本は数冊ピックアップしてあったのだが、ことごとく貸し出し中だったり、館内にあるはずなのに見当たらなかったり。
     で、ふとブックスタンドに立てかけてあったこの本に目が行って、借りて帰ることにした。
     表題の通り座敷童に関する言い伝えを絵本にしたものである。
     
     座敷童は家に幸運(特に富)をもたらす神様だが、彼らが出て行ってしまうとその家はあっという間に廃れてしまう、という考えようによってはなかなかシビアな神様である。いまでも東北には出る旅館があるというのは有名な話(そして、近年、座敷童の出る部屋の値段を釣り上げていたその旅館が家事にあったというのもまた同様)。

     うちのダンナさんがだーーいぶ以前に「君には座敷童がついている」と人に言われたことがあるらしく、我が家では座敷童の話題はそこそこ頻繁に出てくる。
     うちのダンナさんは、線が細いし、そうそう元気そうなタイプでもないので、遊び盛りの子供(もちろん見た目が子供なだけで実際の精神年齢は定かではないが)にとっては遊び相手としては物足りないんじゃないかと思うけど。
     ただ、ダンナと結婚して、ささやかながら収入も上がり、不妊治療で苦労もしたが双子にも恵まれたので、ひょっとしたら、そういう恩恵もあるかもしれない。
     ダンナの脳内では彼の座敷童は身長は1メートルにも満たない、色白の腕白な男の子なんだそうな。

     それはともかく。
     話の内容は「座敷童が出て行った家はあっけなく全滅した」ということなのだが、町田氏の、怖いのだが郷愁を感じさせる絵と相まって、つい目の離せない魅力を醸し出している。

     読み終わった後、「なんで座敷わらひってこんなことするんだろうね?」っていったら彼が「誘惑に耐えうる人間たちかどうか、試してるんだろう」とぼそっと一言。
     たしかに、そうとも言えるかもしれない。

     この絵本では、滅びた家の主がそこそこ小心かもしくは、それなりに誠実な人間であったことをうかがわせる記述はあるが、詳細には描かれていない。座敷童が出て行ってしまうような欲どおしいことをしたかどうかも描かれていない。
     そのあたりが、聞き書きのリアリティのようなものを高めているとも、言えなくもない。
     どちらにしろ、大人のための絵本である。

  • 私が読みたくて借りる。遠野物語の絵本。また遠野へ行きたくなる。

  • 京極氏の余白のある文章と、どこか不安になる絵がとても合っていて、気に入っている。

    読者を怖がらせようといった意図がないだけに、余韻が残る。


    ざしきわらしの正しい(?)解釈がもっと知られても良いのにな。

  • 【テーマ:をかし】岩手県遠野には、今でも古くから伝わる昔ばなしや伝説がたくさん語り継がれられています。
    かっぱ、神隠し、オシラサマ・・・。
    ″ざしきわらし”もその1つ!!
    是非この絵本を読んで見てください。
    あなたにも幸運がもたらされる・・・かも!?

  • 使用人たちが悪いんじゃ・・

    男の子の座敷わらしのページと、女の子の座敷わらし2人のページ、迫力

  • 目がこわい。
    聞き書きの淡々とした文章がよい。

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著者プロフィール

’94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。’96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞受賞。この二作を含む「百鬼夜行シリーズ」で人気を博す。’97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、’04年『後巷説百物語』で直木賞、’11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。’16年遠野文化賞、’19年埼玉文化賞受賞。

「2020年 『文庫版 今昔百鬼拾遺 月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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