死 内田百閒・林芙美子ほか (文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 第二期)

制作 : 東 雅夫 
  • 汐文社
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本棚登録 : 35
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811324852

感想・レビュー・書評

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  • 新聞の書評欄より興味を持って。図書館で借りたけど、手元に来るまでジュニア向けってことに気づいてなかった。地獄から始まり極楽で終了。前半はなかなか好きでも、後半は肌に合わず。とにかく注釈がすごい。優しい単語にもついてる割に、注釈そのものが難しかったり。本編より多くてどっちがメインやら。

  • 玉川麻衣女史の美しく端正な挿し絵が、また哀愁と愛惜を誘う・・・。
    西條八十の「トミノの地獄」地獄の様相・・・怖いんだけど、独特の雰囲気が好きな詩だな・・・。
    原民喜の「秋旻」あの世へ続くかなしき末路をひた進む若人たちの記録。
    内田百閒の「冥途」なんか・・・悲しかったな・・・。でも好きです。
    三島由紀夫の「朝顔」こんなに優しい空気なのにかなしい三島作品初めて(驚)
    芥川龍之介の「凶」文字通り、芥川の遺稿作品。晩年の空気感がかなしい。
    小川未明の「金の輪」未明作品にいつもどこか漂う死の空気・・・懐かしい。
    火野葦平の「魚眼記」いや~面白かった!怖いけど!怖いけども!
    平山廬江の「大島怪談」そんな気はしたけど、貞子の地元か。
    川端康成の「不死」出た!川端の十八番・ロマンティック幻想ホラー!うん、好きです。
    日影丈吉の「墓碣市民」そうか、それならそういった霊もそりゃいるよな、と。
    林芙美子の「上田秋成」老いと死と。
    宮沢賢治の「二十六夜」賢治先生といえば、健気な動物の死を通して生き物の業と命を思う読書体験。これもまさにそれ。それにしてもフクロウに読経させる発想がすげえ。
    『古事記』からはあまりに有名な「黄泉の国」収録。原文がド迫力過ぎる。

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著者プロフィール

明治二十二(一八八九)年五月二十九日、岡山市の造り酒屋の一人息子として生れる。旧制第六高等学校を経て、東京帝国大学独文科卒業。在学中に夏目漱石門下となる。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などで、ドイツ語を教えた。『冥途』『旅順入城式』『百鬼園随筆』『東京焼盡』『阿房列車』『ノラや』など著書多数。昭和四十二年、芸術院会員推薦を辞退。本名、内田栄造。別号、百鬼園。昭和四十六年四月二十日没。

「2019年 『百鬼園 戰前・戰中日記 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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