小説 雲のむこう、約束の場所 (新海誠ライブラリー)

  • 汐文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811328799

作品紹介・あらすじ

中学生の浩紀と拓也は、“エゾ”に建造された高い塔に、自分たちの飛行機で行く計画を立てていた。
浩紀は好意を抱いていたサユリと一緒に行く約束を交わすのだが、突然、彼女は姿を消してしまい……。
新海監督、初の長編アニメーションを小説化。

感想・レビュー・書評

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  • ラストに近づくにつれて集中力がなくなってきたのか意味不明な心情が続き蝦夷にあった塔を破壊した事で蝦夷が北海道となり、戦争間近にせまっていたが歴史そのものが変化していた。
    飛行機の機体を作るのが趣味だった子が友人の影響で2人で本物を飛ばす計画を立てる。道半ばで2人は方向性を失い絶縁。
    失ってわかる得難い友人、理解者、手放す事で大切さがわかるのは切ない。
    今をがむしゃらに生きていると失うものが多い。どうしようもなくなる前に時間、生活、仕事、周りをとりまく環境をしっかり見つめて大切にしたいと思いながら読了。
    これも映画観てから読んだ方がわかりやすいのかも知れない。

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著者プロフィール

小説家・脚本家。新海誠作品のノベライズを多く手掛ける。主な作品に『君の名は。 Another Side:Earthbound』(スニーカー文庫)『秒速5センチメートル one more side』(角川文庫)など。

「2020年 『幕末明治サバイバル! 小説・渋沢栄一』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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