津波!!命を救った稲むらの火

著者 :
  • 汐文社
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本棚登録 : 103
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811378916

感想・レビュー・書評

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  • 話は知っていたけど、小泉八雲が原作とは知らなかった。地震は激しくなかったけど、いち早く異変に気づいてひとり残らず助かったのはすごいな、いつ起こるか分からないけど、知っておかなければならないことだな。

  • 9分

  • このお話は何度読んでも泣いちゃう。

  • [台東区図書館]

    高学年の読み聞かせに、と探して借りてきた本。小泉さんの特徴的な落語シリーズのような挿絵が印象的。きっと2010年の東関東大震災で再度脚光を浴びたんじゃないだろうか?知らなかったけれど、和歌山県での昔あった実話で、昔話としても、災害対策としても読めるお話。そして西日本のみだけでなく、主人公がヤマサ醤油のトップだったという繋ぎから、千葉県銚子市所以としても、主人公のみに焦点をあてて、一種の伝記ものとしても読める本。

    ちなみにこの本は同名本の「その後」もある。そちらは災害を回避した後の復興時の再活躍の話。ここまで人道的な話だと道徳としても使えてくる。隅田川の桜は、町民の花見などの娯楽だけでなく、その花見での立ち寄りを利用した、"地盤の踏み固め"を意識したものだと聞いたことがあるが、こちらの防災林も、一工夫ある話。そういう商売?的な知恵や才覚も、物語(実話だけど)にひと色添えるところで、とてもいい二冊だと思う。

  • 28年度(4-3)
    9分

  • 9月1日。関東大震災があった日です。

    小学校低学年のお子さんでも十分に読める内容かと思い、絵本を選びました。

    小泉八雲さん自身は日本に帰化したイギリス人ですが、彼の原作が色々な人によって伝えられた隠れた名作です。もちろん実話です。

    時は幕末、安政。
    幕末の混乱は有名ですが、地震が多かったことはあまり知られていません。安政の東海地震(1854年12月13日)のつながりで、翌日14日にスローステップ地震(津波地震)という形で南海地震が起こりました。

    今の和歌山県有田郡にあたる広村というところに、浜口五兵衛さんという村の主たる方が、異変を感じ、海面から海水がなくなっていることに気付きます。
    昔の言い伝えを思い出した五兵衛さんは、高台にある田んぼの稲むらに火をつけ始めました。

    当然、村の皆さんは何があったか?と山に登ってきます。そう皆さんが津波に飲み込まれないように。
    間違えたら、五兵衛さんは変人扱いでしたが。

    これにより、全員が津波から助かりました。
    海の近くにある家や舟は全て持っていかれ。

    今回は津波のお話しでした。
    どんな形で地震による被害かは場所によって違うでしょうが、先人の言い伝えは大切に残しませんとね。

  • 2015/10/13 6-1

  • 先人の教えと日常に起こった違和感で火を付けてまで逃げるよう仕向けるのは、一歩間違えばおかしな人になってしまいます。
    しかし、結果津波が来て正しかったとわかる。

    なかなかできる事ではない。

    地震が来たら高台に逃げろ

    単純な言葉だがそれが一番分かりやすいと思った

  • ★★★★☆
    少しだけ地面が揺れました。しかし、ふと目を海にやると波が遠く沖の方へと引いていくのが見えました。いつもは見えない海底が不気味に黒々とした姿を見せています。
    おじいさんは刈り入れてまだ穂がついている稲むらに次々と火を放ちました。村人たちに津波がくることを知らせるためです。
    小泉八雲!
    (まっきー)

  • E ハ 登録番号10717
    (E ハ 登録番号8578 → 亡失により除籍)

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著者プロフィール

1850-1904年。ギリシア生まれの英国人。作家、英文学者。旧名ラフカディオ・ハーン。1890年来日。松江で小泉節子と結婚、後に帰化。東大等で教鞭をとりつつ日本を海外に紹介。著書に『怪談』『心』他。

「2016年 『心 個人完訳 小泉八雲コレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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