- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811387772
作品紹介・あらすじ
はじめまして、ぼくの名前は若田光一です。宇宙飛行士です。今、宇宙空間に浮かぶ『国際宇宙ステーション』というところに住んで、働いています。
感想・レビュー・書評
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内容はいいんですが、若田さんの部分のフォントが読みづらい…。
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(2013.12.22読了)(2013.12.21借入)
第一章と第九章は若田さんの執筆、第二章から第八章までが岡田さんの執筆です。
本の内容は、若田さんの評伝的なものです。若田さんの宇宙飛行士としての訓練内容や仕事内容がわかります。
【目次】
第一章 こんにちは、宇宙ステーションから若田です! 2009年3月26日
第二章 大空にあこがれて
第三章 夢は空をつきぬけて、宇宙へ
第四章 宇宙飛行士という仕事
第五章 突然おきた悲劇
第六章 訓練で世界を駆け回る日々
第七章 百三十七日間 宇宙ステーションでの生活
第八章 宇宙での生活を終えて
第九章 宇宙時代を生きる地球人の君へ
●本の内容(41頁)
ぼくはこの本を読んでいるきみに、宇宙飛行士が宇宙でどんな仕事をしているのか、宇宙はどんなところなのか、ぼくが学んだことを可能なかぎりたくさん伝えたいと思っています。
●ケガや病気を(47頁)
Q 宇宙でケガや病気をしたらどうするんですか?
スペース・シャトルや宇宙ステーションには、薬や医療器具が入ったメディカル・キットという箱が備え付けられています。また宇宙飛行士はみんな、基本的な救急医療も学んでいるので、ちょっとした怪我や病気だったら、宇宙にいるときに治すこともできるんです。
●睡眠用の個室(157頁)
休みのときは、ここで読書をしたり、音楽を聞いたり、DVDで映画を観たりします。寝るときは、寝袋を個室の壁に掛けて寝ます。だから、ねぞうが悪くても心配いりません。それに無重力環境のため、体によぶんな力がかからないので、とても気持ちよく眠れるんですよ。
●食事(160頁)
宇宙食はみんなおいしいです。それに国際宇宙ステーションには三か月に一度ほど、ロシアの無人宇宙船『プログレス』が、新鮮なトマトやリンゴなどを運んでくれます。
●風呂(164頁)
宇宙飛行士はお風呂に入るかわりに、お湯を含ませたタオルやウエットティッシュなどでからだのよごれをとります。髪の毛をきれいにするには、水を使わずにタオルでふき取ればいいだけの特別なシャンプーを使います。
宇宙飛行士が着ている服は、汗など吸い取りやすく、臭わないような特別な素材で作られています。でも下着などは三日か四日で取り替えます。
●酸素(166頁)
酸素は、ロシアの無人宇宙船『プログレス』などで運ばれてくるのです。(中略)
宇宙ステーションには、水を電気分解して酸素を作る装置が取り付けられています。人間が呼吸することで出される二酸化炭素を取りのぞいて、汚れた空気をきれいにする装置もあるので、宇宙飛行士は快適に過ごせるのです。
☆関連図書(既読)
「宇宙からの帰還」立花隆著、中央公論社、1983.01.20
「毛利衛 ふわっと宇宙へ」毛利衛著、朝日新聞社、1992.11.15
「宇宙実験レポートfrom U.S.A」毛利衛著、講談社、1992.11.25
「向井千秋・メダカと飛んだ15日」知野恵子著、読売新聞社、1994.09.09
「アポロ13号 奇跡の生還」ヘンリー・クーパーJr.著・立花隆訳、新潮文庫、1998.07.01
「月をめざした二人の科学者」的川泰宣著、中公新書、2000.12.20
「宇宙からの贈りもの」毛利衛著、NHK人間講座、2001.01.01
「宇宙で過ごした137日」若田光一・朝日新聞取材班著、朝日新聞出版、2009.11.30
「宇宙の渚-上空400kmの世界-」NHK取材班、NHK出版、2012.04.20
(2013年12月23日・記)
(「BOOK」データベースより)amazon
はじめまして、ぼくの名前は若田光一です。宇宙飛行士です。今、宇宙空間に浮かぶ『国際宇宙ステーション』というところに住んで、働いています。 -
児童書って、大人になってからはこれが初めて読む作品だったので、評価が難しいところ。
それこそ児童が読んだら、もっとおもしろいのだろうけど。
若田さんの功績や、歴史を知りたかったので、グングン読み進められてよかった。
けっこうイケメン!