女に選ばれる男たち: 男社会を変える

  • 太郎次郎社エディタス
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811806617

作品紹介・あらすじ

障害がある、在日である、女である。そんな二人のマイノリティに選ばれた年下の男性パートナーは、皿も満足に洗えない「男」だった!
家事修業や子育ての葛藤のなかで、マジョリティとしての自分を変え、パートナーへの差別を共有し、女性と共に歩みだした男たち。
そのとき、男社会が内側から変わる。

感想・レビュー・書評

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  • 歯に衣を着せぬ物言いの二人だが、男性は心して耳を傾ける内容がある。生きることが政治、という二人は社会を映し出す鏡だからだ。特に辛さんの「私感情的であるというのはほんとに大事なことだと思った。」との一言は悪しき日本文化に切り込む一言だ。

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著者プロフィール

1956年福島県福島市生まれ。生後40日目で骨形成不全症と診断される。22歳で親元から自立。 1983年から半年間、アメリカのバークレー自立生活センターで研修を受け、ピア・カウンセリングを日本に紹介。 1996年に40歳で娘を出産。優生思想の撤廃や、子育て、障害を持つ人の自立生活運動など、様々な分野で当事者として発言を続ける。 著書に『癒しのセクシー・トリップ』『車イスからの宣戦布告』『いのちに贈る超自立論』、共著に『女に選ばれる男たち』『障害のある私たちの 地域で出産、地域で子育て』など。

「2019年 『多様性のレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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