教師は二度、教師になる 君が代処分で喪ったもの

著者 :
  • 太郎次郎社エディタス
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811807331

作品紹介・あらすじ

子どもとの関わりのなかで、人はいかにして「教師になる」のか。
この強制と処分は、個々の教師たちが築きあげた職業倫理の否定にほかならない。13人への詳細な聴き取りを通じて、かれらの教育観と生き方を伝え、その葛藤のありようを精神医学の視点から読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 子どもとの関わりのなかで、人はいかにして「教師になる」のか。副題に「君が代処分で喪ったもの」とあるように、国旗.国家の強制と処分によって精神の危機に曝された教師たち13人への詳細な聞取りを通して、彼らの教育観と生き方を伝え、その葛藤のありようを精神医学の視点から読み解く。    -20091228

  • 【配架場所】 図書館1F 373.2/NOD

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著者プロフィール

1944年生まれ。長浜赤十字病院精神科部長などを経て、現在、関西学院大学教授。専攻は比較文化精神医学。1999年2月の広島県立世羅高校・石川敏浩校長の自殺についての検証をきっかけに、君が代強制に苦しむ教師たちの精神医学にかかわる。著書に、『虜囚の記憶』(みすず書房)、『子どもが見ている背中』(岩波書店)、『させられる教育』(同)、『戦争と罪責』(同)、『喪の途上にて』(同、講談社ノンフィクション賞)『コンピュータ新人類の研究』(文藝春秋、大宅壮一ノンフィクション賞)など多数。

「2009年 『教師は二度、教師になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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