お金で泣かないための本: 困るまえに読む!お金のトラブル回避術

制作 : 宇都宮 健児  イラ姫 
  • 太郎次郎社エディタス
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本棚登録 : 16
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811807485

作品紹介・あらすじ

リボ払いとボーナス一括払い、どっちがおトク? 利率はどうやって決まる? お金で困ったときどこに相談する? 現代を生き抜くために必須の知識をマンガと図解でわかりやすく解説。中高生が学んだお金で泣かないための必須知識。

感想・レビュー・書評

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  • この本は借金にまつまるトラブルに関して、主に社会人になりたての人に向けて書いた本です。今は銀行のATMコーナーでも消費者金融のカードが作れるようになり、昔と比べて借金がしやすい環境になっています。

    欲しいものがあれば貯金して貯まったら買う、例外は大きな買い物で住居や車などという考え方で育ってきた私にとって今の世界は少し異様にも感じます。デフレ時代で需要が少なっている今では仕方のないことでしょうか。

    以下は気になったポイントです。

    ・クレジットカードの利用額全体は49兆円程度、ショッピングが多く、キャッシングの9倍だが、クレジット会社の収入は、キャッシングが全体の48%、加盟店手数料:31%と、ショッピング収入:12%より大きい(p27)

    ・100万円をキャッシングして、毎月2万円(年率15%)で返却、2年間経過した時の残金は、80万円(p36)

    ・クレジットカードを人に貸して使われてしまった場合、支払い義務はカードの持ち主にある(p52)

    ・20%ポイント還元とは、1万円で2000円分の買い物ができること、1万円÷1万2000円=83%であり、16.7%引きである(p56)

    ・貸す側にとって利益をもたらしてくれる客は、一括で返す人でなく、最低限度額ぎりぎりの返済を末永く続けてくれる利用者(p71)

    ・大手消費者金融会社は、資金を年2%で借りて、15倍近くの29.2%(出資法上限金利)で貸し出して大きな利益を生んでいた、2005年の長者番付には、上位20位に4名の社長等がいた(p79)

    ・貸金業法は2010年6月18日の完全施行により、出資法上限金利が29.2から20%に引き下げられてグレーゾーン金利はなくなった(p80)

    ・1954年施行の出資法の上限金利は109.5%、それが1983年:73%、1991:40%、2000年:29.2%となった(p81)

    ・自己破産の原因は、トップが生活苦で26%、ギャンブル浪費は5%もいない(p97)

    ・親や家族の借金は、保証人や連帯保証人になっていないかぎり、返済義務はない(p146)

    2011年11月13日作成

  • クレジットカード、消費者金融、住宅ローンなど気軽に借金できる世の中であるが、気軽にできる反面、リスク管理ができていないと借金地獄に陥ってしまう。クレジットカードについてはリボ払いについて詳しく書かれており、月々少額の返済でOKという言葉から気軽さを醸し出しているが、15%という高利をなかなか返させないようにするという信販会社の罠を感じなければならない。また、住宅ローンについても途中から返済額が上がるのに給料の上昇を期待して借金するなどもっての外であることが漫画を通してわかるようになっている。

  • サクサク読みやすかった。

  • いくつか役立つ情報があった(生活保護、法律扶助)

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著者プロフィール

1945年、宮城県生まれ。國學院大学講師。神奈川県鎌倉市の小学校教員をへて、2006年まで神奈川県三浦市の小学校校長をつとめる。「使い捨てカメラ」「ハンバーガー」「カード破産」など、身近な題材を社会の問題へとつなぐ授業を数多くつくる。著書に『お金で泣かないための本』『はじまりをたどる「歴史」の授業』『食からみえる「現代」の授業』『コンビニ弁当16万キロの旅』など(以上、小社刊)。

「2011年 『エネルギーと放射線の授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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