DVD>逃げ遅れる人々東日本大震災と障害者(一般版・個人視聴用) ()
- 太郎次郎社エディタス (2013年2月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784811840178
作品紹介・あらすじ
障害があるということは、災害時には普段以上のハンディとなる。
2011年3月11日の東日本大震災、未曾有の大災害の中、障害を持つ人々に何が起きたのか?
福島県を中心に、被災した障害者とそこに関わる人々の証言をまとめた。
障害ゆえに、地震や津波から身を守れず、また必要な情報も得られない・・・。「ここではとても生活できない」「周囲に迷惑をかけるから」と、多くの障害者が避難をあきらめざるを得なかった。そうしたなかで避難所に入った障害者を待ち構えていたのは・・・。
更には仮設住宅へ入居しても、そこでも大変な不自由が待っていた。原発事故により市民の姿が消えた避難区域には、取り残された障害者が不安な日々を送っていた。大震災に翻弄される障害者と、その実態調査・支援に奔走する人々の、困難の日々。
住み慣れた土地を追われ、避難先で新たな生活を模索する時、涙とともに故郷への思いがあふれる。
マスメディアでは断片的にしか取り上げられない、被災地の障害者を取り巻くさまざまな課題や問題点が浮かび上がる。
感想・レビュー・書評
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東日本大震災で障害者の死亡率はそうではない人の2倍だった。
障害をもった人々の震災時、避難時から現在までの証言を集めたドキュメンタリー。
「犬と猫と人間と」、「あしがらさん」の飯田基晴監督作品。
他の人の介助が必要な障害者が、迷惑になるからと避難所にいられなくなるような状況は明らかにおかしい。
(今は)障害を持たない自分たちこそ見て意識をするべき気付きをもたらせてくれる作品。
仮説での生活もほんの少しでも手が入れば、そこに住む人の生活が大きく変わるんだなと実感させられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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