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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784812401668
感想・レビュー・書評
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またもや旧聞に属する話。本郷功次郎さんの事です。
恒例の我が家の追悼上映では、『浮かれ三度笠』『釈迦』『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』『大魔神怒る』『東海道お化け道中』を鑑賞したことであるなあ。本郷さんとしては、意に沿はない作品群かも知れませんが。
訃報から一ヶ月近く経つてしまひましたが、何か取り上げやうと思ひ『ガメラ画報』の登場となりました。
市川雷蔵の弟分としてデビュウした本郷さんですが、その後は独自の歩みを見せたのであります。ガメラに出演する時はおそらく複雑な思ひもあつたのでは。
しかし昭和ガメラを代表する俳優といへば、間違ひなくこの人であります。亡くなつたのは残念ですが、映画史に名前を残した名優の一人と申せませう。
さて『ガメラ画報』には、ガメラシリーズ以外にも、大映のメイニアック映画が紹介されてゐます。
『透明人間と蠅男』みたいな、アダルトかつ胡散臭い映画や、夥しい数の怪談映画などは、新東宝作品と被りますな。無理に比較をすれば、大映の方は正統派を目指した結果なぜかかうなつちやつた感がありますが、新東宝は最初から終末まで突つ走れ!みたいに走つてゐます。
本書を読んだら、実際に映画を観てみませう。後悔しても責任は取れませんが...
ではご無礼します。
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06年の新作の前に読みたい1冊。
芸術・芸能・エンタメ・アートの作品





