稲川淳二の恐怖がたり~崇り (竹書房文庫 ライブ全集 1)

著者 :
  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812408957

感想・レビュー・書評

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  • 卒論をホラー映画で調べてて、それでなんとなく手に取ったこの本。
    どこかで聞いたことあるような話がたくさん。
    本当にこの人はこんな映画のような霊体験をしてんのかな。
    絶対前世は悪人だよ。でもやっぱりホラー界に稲川さんはかかせませんよね。

  • このライブ全集は、実話系怪談の系譜を考えるのなら外せない一冊かもしれない。というのも、この巻の後半で稲川淳二のブレーンなる人物が語られているからだ。中山と呼ばれている男。『新耳袋』の編著者の一人、中山市郎だ。稲川怪談と『新耳袋』の怪談には、明らかに同源の話が収録されている(そして、それについては法的な問題にもなったかもしれない)。両者の怪談のあいだに、どのような相互関係があるのか。実話系怪談の先駆けとなった『新耳袋』の成立の経緯を探ることは、<実話系怪談>という奇妙なジャンルの謎を探る一端になるかもしれない。

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著者プロフィール

タレント・工業デザイナー・怪談家 
1947年東京・恵比寿生まれ。桑沢デザイン研究所専門学校研究科卒業。深夜ラジオで人気を博し、「オレたちひょうきん族」「スーパージョッキー」などテレビ番組で、元祖リアクション芸人として活躍。また、ラジオやテレビでの怪談が好評を博し、1987年に発売されたカセットテープ「あやつり人形の怪 秋の夜長のこわ~いお話」が大ヒットとなり、以後「怪談家」としても活動。1993年8月13日金曜日にクラブチッタ川崎で行われた「川崎ミステリーナイト」に長蛇の列ができ、全国津々浦々をめぐる「稲川淳二の怪談ナイト」を開始。2022年で30周年を迎え、披露した怪談は約500話、動員数延べ60万人以上。現在も年間50公演ほど開催している。


「2022年 『稲川怪談 昭和・平成・令和 長編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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