超怖い話 A (竹書房文庫 HO 2)

  • 竹書房
3.33
  • (13)
  • (8)
  • (45)
  • (4)
  • (3)
本棚登録 : 224
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812411049

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小野不由美さんの「残穢」に出てきて気になっていたもの。シリーズで沢山出ていてどれから読むか迷った。
    名前だけは知っていたシリーズだけど、取材に基づいた「実話会談」だったとは知らなかった。36本のエピソードが数ページずつ載っている。読み始めて「え?これほんとに実話?」というくらい、凄い話がたくさん。。。

    自分自身、幼い頃は何か暗闇に気配を感じたりすることはあったけれど、今は全然そんなこともなくなってしまって「見えない」側の人間なのだと思う。この本も怖いとは思いつつも、どこか現実の話とは思えず淡々と読み切ってしまった。でも「見える」側になってしまったら、この本を読む限り恐ろしいことこの上ないので、一生見えない側でありたい。。。
    フィクションと違って、初めから終わりまで全てが語られすぎていないことで生じる「余白」の部分が色々と想像力を掻き立てられて、また違った面白さがあるということが分かった。

    一つひとつが数ページで完結するので、長編小説の様に前の出来事を覚えている必要がないのが移動時間・隙間時間に読みやすかった。

  • このシリーズは初めて読んだけど、楽しめました。

  • FKBシリーズで読んだことがある怪談がチラホラ。

    自分の部屋に出たら絶対嫌な黒い筋、猫又になる寸前だったのか?と思ったきれいな唄
    珍しい刑事さんの怪談話の蝿・・面白かったです

  • 2014.01.17

    平山さん著の心霊本は、話し手についての説明やグロい表現などの描写に特徴がありますね。小説っぽいです。
    嫌いではないですが、脚色されすぎてるのでは?というような違和感があります。
    これと言って、怖い!と印象に残る話はなかったですが、『タラコ』は後味の悪い気持ち悪さでした。お墓の刺青って…。

    『怖い本』シリーズと違って変な挿絵がなかったのが良かったです。

  • 読みやすいー平山夢明さんの心霊初めて読んだ!

  •  うーん。
     あまりぞくっと来る話はなかったかも。
     個人的には新耳袋の方が怖いかなぁ……。

  • 091014(m 不明)

  • 実話?怪談集。シリーズ「東京伝説」よりはオカルト・心霊寄り。怖い話が当然基本だけれど、笑えるのやしんみりするのもありますね。
    お気に入りは「きれいな唄」。これは怖くないなあ。むしろファンタジック。こんな光景……出くわしてみたいものです。

  • 【目次】
    まえがき
    腐り縁/電話/着信/グランドスラム/変なこと/占有/黒い筋/ワンルーム/停電/離れ/八木山橋/ネックレス/きれいな唄/猫憑き/わからないもの/バルコニー/慰謝/小鳥/友達/背中/タラコ/たいした話じゃないんです/ボート/驚いたこと/蛍/あの日のこと/眉剃り妊婦/ふたり乗り/蠅/楽屋/お守り/なんでも屋/ボッタクリ/嫌な店/キャンプ 二題/板女
    あとがき

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

加藤一 Hajime Kato
1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』4代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれたレーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「弔」怖い話』『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』、「「忌」怖い話」「「超」怖い話」「「極」怖い話」の各シリーズ(竹書房)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。

「2023年 『「弔」怖い話 六文銭の店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×