最後の恋、初めての恋

  • 竹書房 (2003年12月13日発売)
3.28
  • (2)
  • (3)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 / ISBN・EAN: 9784812414286

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ---
    信じていた婚約者と友人に裏切られ、心に深い傷を負って上海に赴任した自動車メーカの駐在員・早瀬。心を閉ざし、死を望みながら生きる彼は上海の地で美しい姉妹に出会う。余命半年と宣告され、わずかな時間を家族と静かに暮らしたいと願う姉・ミン、そんな姉の病を知らず、輝かしい未来の夢にあるれる妹のリン。姉妹との出会い、そして彼を包み込む上海の人々の真心が、凍り付いていた早瀬の心を少しずつ溶かしてはじめる……。人を信じ、愛したいと願う気持ちを早瀬が再び取り戻した時、彼の心はミンを求め、ミンもまた、そんな早瀬に強く惹かれる。しかし、ミンに残された時間はもうわずかだった……。

  • ミンの純粋さに心が洗われ感動した。
    少し現実味がない気もしたが・・・自分の命がわずかしかないのに、家族の事、人の事しか考えてなくて、心の汚い醜い部分が全くない。
    そんな人本当にいるのかな。と思いつつ、すごいなーと思った。
    もう少しみんなの心の変化を丁寧に描いてほしかったが、心の変化はすごく前向きで良かった。臭いけど好き。という感じ。
    引用にある文章、信じたいと思った人は一人では生きられない。誰かに支えられなきゃ生きていけない。絶対にそうだと思う

  • 未読

  • 面白かった。
    というよりとても切なかった。
    映画も凄く見たい。

全4件中 1 - 4件を表示

長津晴子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×