月を抱いた (竹書房ラヴァーズ文庫)

著者 :
  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812416235

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  • #BL小説応援し隊
    #夜光花 先生
    #麻生海 先生
    #月を抱いた

    4年前、恋人の了の元から逃げた直樹。
    幼い頃の犯した罪を了に知られたくなくて。
    しかし再会してしまい…。

    直樹の犯した罪、これが中々子供にとって負い切れるものではなくて辛いなと。
    でもそれを知らずにひたすら直樹を求める了。

    了の直樹への一途な想いが余計に直樹を苦しめ追いつめてと。
    その罪を暴かれそうになり隠さなければと必死になる直樹の思う様にならない現実。
    最後に告白した時に了から告げられた真実。
    長年苦しんできた直樹。
    やっと解放され了に「好き」と言えて良かった。

    巻末の麻生先生の漫画が微笑ましい。

  • 暗いストーリーですが、予想より衝撃な展開で面白かった!BLではあるけど、なかなかに純文学!

  • これが初めての本だったとは(°∀°)面白くて一気読みでした。幼馴染みで再会もので少々病んでる直樹とある意味執着攻めな了。わたしの大好きなものがたくさんつまってました(*´д`*)ある理由から了から逃げた直樹だったけど、半分位まで本当読んでて胸が苦しかった(*T∇T*)途中無理矢理なシーンがありましたが、了が直樹の事好きすぎるのがよくわかるので大丈夫でした(>_<。)さぁ、これで積んでる同人誌が読めます(^ω^)

  • 攻の気持ちが重い、というか、一途、とういうか…
    けど、こういうの、嫌いじゃない。

    ただ、受は…
    過去の出来事から逃げ出したくなるのは分かるが、一人で空回っていた気がする。

    どっちにしろ二度と合わない覚悟で逃げ出したのならば、嫌われようとなんだろうといいわけだから、いっそのことそれ(過去の出来事)を早いうちに攻に告白してみたらよかったんじゃないかと思うけど…

  • ★4.0。サスペンスな展開が面白く、ラストが気になって一気読み。執着攻と逃げる受、いいですね!ただ執着と言っても最後にちょっと激昂する以外は普通に優しかったし、ドロドロを期待したラストも拍子抜けするような健全オチで、それはそれで良かったけどダーク展開好きとしては物足りなさも(笑)本当に埋めたままでも良かったのにな〜。高校時代の二人の関係がかなり萌えるので、当時のエピソードをもっと見たい。幼なじみから恋人になるまでの微妙な関係大好きです。

  • あらすじ買いした(笑)
    読んでみたら期待度にみあった内容で良かった。BLのあらすじ買いとかはたまに失敗するからな…あ、BLに限らずか。

    絶妙に病んでる感じの主人公、中々良かった。でも、ちょっと物足りないとことしては、ストーリーの核かな。

    ガッツリBL小説読むのは久しぶりのだったけど、やはり色々な作品読むのは勉強になりますな。

  • 幼馴染再開。
    受のネガティブが暴走して1番可哀相なのは攻なのでは、暗い話しだった。

  • 同級生 再会 幼馴染 ヤンデレ攻 俺様攻

  • 過去に過ちを犯した直樹はその後ろめたさから了と付き合っていたが、良心の呵責に耐えられず失踪。しかし4年後再会してしまう。
    そんなとき、直樹の秘密が公になってしまう可能性が出てきて、直樹はそれを隠そうと必死になるが・・・。
    最初は罪悪感から付き合ってた相手を愛してしまったため、苦しみ、逃げ、嫌われることを恐れる直樹の心情がこのお話のメインでしょうね~。
    すごく愛してくれるからこそ、秘密がバレたときが恐かったり、黙っていることが苦しかったり。

  • 恋人だった了のもとから逃げ出して四年―。
    直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。
    自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。
    ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。
    そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。
    四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。
    妖しく危ういセンシティブラブロマンス。
    了の執着がすごい。そこまで好きだと苦しそう。

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