マシニスト (竹書房文庫)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784812419335

感想・レビュー・書評

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  • もともとは、クリスチャン・ベイル主演の映画の方が気になっていて…、ただちょっとダークでグロテスクな印象から敬遠していた作品。たまたま古本屋で本作を発見し手に取ることに。

    いや〜面白かった。映画化されているだけあって、ストーリーの素晴らしさもさることながら、とにかく疾走感が物凄くて、読み始めたら目が離せない。一気に読ませる筆力はお見事。シュールなストーリーだけに、スッキリ爽快なラストとまではいかないものの良くまとまっていたと思う。是非、映画も鑑賞してみたい。

  • ISBN4812419336
    2005年1月27日初版 590円(税別)<BR>
    【ストーリー】<BR>
    工場勤務のマシニスト(機械工)トレバーの体力は限界に来ていた。何しろ彼はもう365日眠っていない。病院にも行かず、日常の所作を淡々とこなす彼だったが、その生活を破ったのは自宅の冷蔵庫に知らないうちに貼られて彼を急き立てる謎のポストイットのメッセージと、突然彼の生活に踏み込んできて彼の身を破滅させる陰謀を仕掛けているとしか思えない謎の男・アイバン。一体何が起こっているのか・・・彼は目くらましから逃れることが出来るのか。<BR><BR>
    【感想】<BR>
    『【メメント】以来のカリスマ映画として絶賛・賞賛・興奮の嵐』と書かれたオビに興味をひかれました(メメント好きなので)。<BR>最初は「365日眠ってない〜〜〜?何このいかにも物語な設定・・・」と思って読んでいましたが文章は読みやすいし、展開の興味深さにスイスイ読めました。<BR><BR>
    真相が分かった時一瞬「な〜んだ」とちょっとばかり気を削がれた気もしますが、しめがまたいい味出していて、反芻すると結構細部までしっかり組み立てられていて、感心。印象的な作品でした。

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