灼熱を呼べ (竹書房ラヴァーズ文庫)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 202
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812419830

感想・レビュー・書評

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  • 夜光さんの本の特徴として比較的軽いミステリを交えてくれるところ。単なるフォモォが読みたいわけじゃない時に凄く読みやすい(それでいて肝心のシーンも心理描写もバッチリ入っている)この本は十数冊目だけどミスリードが面白かった。執着のある攻めと天然健気な受けも非常~に好み。ただただ最後に犯人が理不尽に死んでしまうのだけがネック。著者が2冊目を書きたいと仰っているので是非とも続編をお願いしたいです。

  • 夜光さんの2冊目の本なんですね(*^^*)高校の同級生の刑事竜治×調律師裕也。多少荒削りな感じでしたが面白かった!竜治の病みっぷりもなかなか好きな具合で(^q^)でも明君にイライラしてしまったわたし/(^o^)\続編出てるのかな?

  • ★3.5。サスペンスとして普通に面白く読めました。ヤンデレ執着大型わんこ攻…!冒頭からわんこっぽいなと思ったら作中でも指摘されてた(笑)受の前ではあまり狂気的に見えないせいか、不器用なわんこ攻要素の方が印象に残った。充分面白かったけど、いっそもっと病んでても良かった。しかし、あれだけの執着がありながらよく十年近くも我慢出来たなあ、攻…。意外と善良じゃないかと錯覚してしまう(笑)受のためなら人も殺せる攻のキレっぷりが良かったです。ただ、攻を疑って友人にバラしちゃう受の行動はちょい引っかかった。

  • 夜光花さんらしさがすでにある!

  • 同級生 再会 ヤンデレ攻 俺様攻

  • 刑事だけど大人になりきれてなくて、一途だけど強引な攻め、頑張ってほしい。

  • 執着攻の刑事×眼鏡受のピアノ調律士。同級生モノです。

    初期の作品ですが、もう夜光カラーが色濃く漂っていて印象的です。
    竜治が高校生の時に内包していた世間や親に対する出口の見つからない苛立ち、反抗心は、大なり小なり誰もが通る道のような気がして、心が傷みました。彼の場合、危うさが許容量超えてますが。

    そして、その頃からずっと竜治の動向を気にしていた裕也。ぱっと読むと、竜治が裕也に一方通行で異常な執着を見せているようですが、裕也だって自覚がないだけで竜治のことばかり見つめているような気が。

    夜光作品によく出てくる「契約」はもうこの作品のテーマになってます。攻から突きつけられる受への強引かつムチャ振りな「契約」。承諾しないわけにはいかない状況にドキドキさせられるストーリーは、今も昔も遜色なしです。
    二人の絡みシーンばかりのBLじゃなく、爆弾魔に関する様々な伏線も張られていてスリルとサスペンスでも堪能できます。かと言って、ただ単に犯人探しではないのがいいですね。真犯人を見つけるのはわりと簡単ですが、その犯罪の周囲にある人間関係や真実は、複雑でせつない。胸が締め付けられます。

    「契約」にしては、竜治がもう訳わかんなくなるくらい裕也が好き好きってのがダイレクトに伝わる強引Hシーンがいいです。で、イヤと言いながらも感じまくっている裕也に萌え。

  • ⇒『灼熱を呼べ』
    『愛にふれさせてくれ』

    攻めの行動が子供過ぎて疲れた。
    一応、続編も読むけどね。
    買っちゃったから。

  • 内包する破壊衝動により心の均衡がギリギリな攻めと、そんな攻めに対して自分がついていないとと自身を追い込む受。読んでいて浮かんだ言葉が『共依存』。そんな閉じた世界の中で愛を構築した二人にとってこれが幸せな形なんだろうなと思わせるラストでした。夜光さんのエロ重視ではない、硬質な世界を感じる作品でした。エロはもちろんたっぷりでしたが(笑)

  • 愛が重い…
    いや、受がいいならいいんだけども…。

    俺様攻が苦手と気付いた作品。

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