東京伝説ゆがんだ街の怖い話 (竹書房文庫 HR 20)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 138
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812420867

感想・レビュー・書評

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  • 生理的な嫌悪感を覚える話と文章。
    人間はやはり怖い。
    『 顔を割るか足を絞るか 』
    夢に出そう。

  • 特に最後の2篇が恐ろしかった。

  • 単なる噂話の域を出ない、怖い話。
    「怖い?」と聞かれても、「それ程でも」と答えると思う。

  • 人間怖い

    この人の書く怖い話はメーター振り切れてる

  • 留守中に誰かが自分の部屋に赤子を産み捨てていく。都会の真ん中にある老人ホームの実態。マッサージ・シートのついた個人タクシー……とにかくこのシリーズは人間不信になる。世の中、やっぱりキ※※イばかりなんだろうか?
    実話と謳っているが故の怖さがこのシリーズの特色なわけだが、こうも続くと著者のフィクションであることを願っている自分がいる。

  • 幽霊よりも怖いものは……という方向の、「実話恐怖」集。都市伝説的ですね。
    ひたすら怖かったのは「プレゼント」。ものすごーく短い話で(数行しかない)、なのでたいした描写もないのだけれど。そのぶんいろいろと怖い想像をしてしまうお話です。こんなプレゼント……嫌だ。

  • 【目次】
    ジャングルで生き延びるために

     手帳の男/紙片/終の店/夢の島保老園/ある夫婦/叉焼握り/お財布/聖餐/母乳礼賛/じゅあん/下見/ビバーク/闇蕎麦/腕/顔拓/罠/プレゼント/ペコちゃん/黒西瓜,赤西瓜/釣果/燃える父/家庭内暴力な兄/壊死/接着ダイエット/穴の女/死に損ない/洞窟/最後の夜/飛び込み/信号待ち/マッサージ・シート/トイレ二題/まくり/ピクルス/顔を割るか足を絞るか/コンタクト

  • 「エグい・気味が悪い」という感じ。湿り気を帯びた怖さ。

  • 実話系実体怪談集。人が沢山住まう都市の歪んだ恐怖。本当に怖いのは「人間」ということ。

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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