東京伝説―彷徨う街の怖い話 竹書房文庫 (竹書房文庫 HR 26)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 114
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812423790

感想・レビュー・書評

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  • なにも悪いことしてないのに、理不尽過ぎる。。。恐ろしい。

  • リストラ用に作られた社員管理ツールの内容。行列のできるラーメン屋のスープの素材、マンションのエレベーターに仕掛けられたブービー・トラップ等々、都会と人間が繰り広げるおぞましい実話集。
    このシリーズも6冊目。年2冊ペースだから著者の話の収集力に舌を巻くというか、これだけネタが多いことに改めて戦慄を覚えるというか……創作が混じっていると思えなくもないが。

  • この本は、今まで読んだことのある東京伝説シリーズの中で
    少し違った視点で書かれていた気がします。
    今回の内容は今までのより非現実的な怖さというよりも
    どちらかというと、現実的で今までとは違った怖さがあった。
    HIVに感染している人が無差別に性行為をして感染させていく話、
    ラーメン屋のスープから人の胎盤とネコの成分出てくる話など…
    現実にあったら恐ろしいが、現在も行われていそうな話で非常に怖かった。

  • 今回はなんだか風俗系の話が多かったなあ。風俗の仕事をする人に対してとやかく言うつもりはないけれど、やっぱり怖い仕事なんじゃないのかな、と認識。かなり危険が多いですよねえ。
    怖かったのは「竹田のじいさん」。おじいさんのやることも怖いと言えなくはないけれど、一番怖いのは……その策が効を発するかもしれない、ってことだよねえ。

  • 【目次】
    どんどん悪くなっていく……

     いなり寿司/不福耳/スプリンクラー/すごい人/通知/ひんまがり/メンパブ/シューカツ/業務用対人廃棄ツール/風船ごっこ/ひなたぼっこ/サコさん/竹田のじいさん/おでかけですか?/ブービー・トラップ/ダルマ/額か歯か/607/隣/No.4/厭な臭い/燻蒸式殺虫剤/融合/永遠キッス/RPG/掘り出し物/XX/二度死んだ男/ポンソープ/胡桃/いってもどっていってもどる/福子/シャワーノズル/棺/イタ電

  • 怖いって言うより気持ち悪い・・・<br>
    ほんとにありそうな話もあって怖いです。

  • 途中、読んでいられないほどグロイ話があった。
    実話っていうのが売りなんだけど、これって本当にすべて実話なんだろうか?

  • 超気持ち悪かった!夜中幽霊がベランダに立っているより、包丁持った人が立ってる方が確かに怖い!!!ストレスって簡単に人をおかしくしてしまうんだな(´ё`)

  • 実話系実体怪談集。本当に怖いのは幽霊ではなく人間と言うこと。

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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