もう一度だけ円舞曲(ワルツ)を (ラズベリーブックス ク 2-1)

  • 竹書房
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (517ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812431832

感想・レビュー・書評

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  • "ひと晩くらい、魔法の世界で恋愛を楽しんで何が行けないの?" 限られた時間はたった2時間、でもこの2時間を一生分楽しんでやるという意気込みで臨んだ仮面舞踏会。
    私が大大大好きなシンデラ(イタリア映画実写版)を彷彿とさせるこのシーンが一番好きw
    この話が好きな人は10億円超かけてイタリア国営放送局が国の威信をかけてつくられた実写版シンデラ(disc2枚組)をぜひ観てください。素晴らしい衣装は勿論、ヒロインはイタリアトップモデル、ピッタリな挿入歌、もうこの世界にどっぷりはまります。

  • ブリジャードンB次男
    ちゃんと筋は通っているけれど、序盤からシンデレラのオマージュだなとしか思わなくなり、突飛な事件も特にはなく面白みにかけた。

    継母にいじめられた主人公は仮面舞踏会にてヒーローに出会う。家を追い出されたところ男に襲われていた所をヒーローに助け出され再開。
    愛人になれと言われ拒否しながらもヒーローの家で働き、泥棒として捕まったところで、継母との蟠りと身分を解消。ハッピーエンド

  • プリジャードン家次男ベネディクトは仮面舞踏会で出会った銀色のドレスの女性に恋に落ちる。名前も告げず逃げるように消えた彼女を決して忘れる事なく2年後、知人宅で男達に乱暴されそうになった女中を助ける。彼女こそが銀色のドレスの女性と知らず心奪われる。とても善人でとにかく一途。前作ではあんまり印象になかったけど、とても素晴らしいヒーローだった。正体を明かせず庶子である身の上から愛人になる事を拒み続けたソフィ。辛くても女中として静かに耐えるソフィの心の強さがとても良かった。幸せいっぱいのエピローグが最高♡
    ソフィがポージーの為に継母に叩き込んだグーパンチにスカッとした!ほんと、ソフィ大好き!ベネディクトは、あんまり良い人すぎて、面白みが欠けるのが難点かな…一作目ヒーローのサイモンがここではシモンとなってたのは…?

  • ブリジャートンシリーズ三作目。 伯爵の庶子として教育はされたが、愛情は受けられずに育ったソフィー。父親が亡くなってからは、義母にこき使われていた。一家が仮装パーティででかけた日、自分も同じパーティに仮装して出席、運命の人に出会う……。
    かなり過酷な道を歩まされるヒロインでした。ベネディクトの特技とか、手袋とかの小物をもっとうまく使えばもっと面白くなりそうなのになー、と思わないでもないですが、母上の活躍とか、ブリジャートン家の小気味よい会話が楽しいです。お茶会いいなー。そりゃー仲間に入りたいだわー。

  • 奥付みたら2刷ってあった…。7年前は良い時代だったのだね。

  • 次男ベネディクト*貴族庶子ヒロイン
    継母にいじめられているヒロインが可哀そ過ぎ・涙

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ソフィーがペンウッド伯爵の娘であることは、公然の秘密だ。母の死後、“後見人”となった“実の父”と静かに暮らしていたが、意地悪な継母とそのふたりの娘が家にやってきた上、父の突然の死によって、メイド同然のつらい日々が始まる。そんなある日、有名なプリジャートン子爵家で仮面舞踏会が催され、留守番だったソフィーも、ひょんなことから祖母のドレスを着て出かけることに…。ソフィーは一夜限りの夢と知りつつ、子爵家の次男ベネディクトとワルツを踊り、午前零時のかねの音とともに姿を消した。残されたイニシャル入りの手袋だけを手がかりに、ベネディクトはソフィーを探すことを決意するが…。運命に翻弄されるふたりの、ロマンティック・ヒストリカル。

  • ブリジャートン兄弟シリーズ第3弾
    次男坊ベネディクトの話

  • ブリジャートンシリーズ三作目。「二番目」ベネディクトのお話。「シンデレラ」を下敷きにしたお話だけど、ロマンス小説であっても世の中は御伽噺ほど甘くない。身分差恋愛はよくある設定だけど、ここまできっちりと「愛があれば身分差なんて」では済まない、と書いてくれると逆に安心して読める。

    それにしてもこのシリーズはロマンス小説といいながら、本当はブリジャートン子爵ファミリーを書きたかっただけなのではと疑いたくなる。(誉めてます。)今回はお母さんが素晴らしい。ここで明かされるお母さんの過去にはほろりとくる。この素晴らしい家族を生み出したジュリアン・クイン女史に脱帽。

    それにしてもコリンがどうなったのか、早く続きを読まないと! ……と、せっかく主役が張れたベネディクト兄ちゃんなのに、やっぱり弟においしいところを持っていかれるのであった。

  • 私の初ジュリア・クイン。
    このシリーズは邦訳の順番が原作と違うなんてことを全く知らずに読んでました。
    シリーズの中では一番好きかも。典型的なシンデレラストーリーで胸がキュンキュンします。
    ちょっとヒーローが頼りないけど、そこはスーパーママンが助けるので無問題w

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著者プロフィール

【著者略歴】
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年に"Splendid"(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した〈ブリジャートン家〉シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作でついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。

「2022年 『ブリジャートン家9 幸せのその後で ~ブリジャートン家後日譚~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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