- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812433126
感想・レビュー・書評
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幼なじみの亨が失踪して数カ月…。
鳳光陽は、気がかりな思いを隠しきれずにいた。
そんな風に亨を心配する光陽を、同居している梁井は面白く思っていない。
梁井と光陽は、ある「契約」を結んでいた。
その「契約」は、光陽が死なないために必要で、光陽が梁井に身体を与えることで成り立っている。
感情が追いつかないまま身体を重ねることに、戸惑い、ただ翻弄される光陽に反して、梁井は執拗な独占欲を芽生えさせていた。
しかし、失踪している亨もまた、光陽と「契約」するために動き出していて…。
一人を巡りぶつかり合う『同種』達のワイルドラブ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
凍る月の2作目。
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シリーズ2作品目。
獣人増えてきました。組織も出てきました。
最初梁井さん苦手かな…と思ったけど好きになってきた。黒澤さんも好きに。なんだかんだ紳士な気がする。
というか確かに光陽の影響でいい人になってる?
ストーリーは面白いけど、イラストが苦手かも。
うーん、イケメンに見えなくて残念。 -
夜光花さんは好きな作家のはずなのですが、なぜかこの作品と私の相性がよろしくない。
ファンタジーというか、そういうものが入ってくるとおそらく私の中でダメなのでしょう。
あとは、キャラクターが多すぎて頭に入ってこなかったというところ。これ結構痛手だったのだと思います。 -
亨が戻ってきて、梁井と光陽の気持ちが通じあって、黒澤が実は良いヤツで…と目まぐるしい展開。黒澤結構好きなんでまた出てきてくれるのを期待。°+.(・∀・)°+.°
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凍る月シリーズ/2冊目
梁井の気持ちに変化を感じた回。
おもわず胸キュンです(*^_^*)
この調子でどんどん関係を深めていって欲しいなぁ♡♡♡
エロはさすがの夜光花さん!!濃厚ですヨ☆ -
獣人と餌、と言う関係性でさえエロティックなものが、梁井と光陽どちらもがお互いの存在のあり方の認識を変えていく様がたまらない。しかし、光陽よ…お前、余りにも簡単に捕まり過ぎ(笑)。梁井が幾ら強い獣で金持ちだからって…いつも助けてくれると分かっちゃいるけど、やってる事は世間知らずな「お姫様」そのものだよ(笑)。そう言うプレイを楽しんでるかの様相さえ見えるわ(笑)。主導権は紛うことなく光陽が握ってる。危機また危機、そしてアクションものとしても読み応えあり、そして、黒澤…フラグだけ立ててフェイドアウトかよっ(笑)
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「凍る月」2作目です。
登場する獣人が増えて、獣人と餌の関係や、謎の組織や、幼馴染みの亨の顛末など物語に厚みが出てきました。
よく考えると、光陽はとりまく男達が増量してモテまくりなんですが、実際はと言えばそうでもないのが笑えるかも。大体、天然おぼっちゃまなんで、本人にモテてる自覚が皆無です。餌にしようと襲い掛かる獣人達が、拍子抜けしてパワーダウンするのがなんか快感。
亨が覚醒して現れ、光陽に契約を迫るようになったことで、梁井の独占欲は益々激しくなっています。光陽にしつこく執着して、でもちょっと報われていなかったりするのがとっても気の毒。なのに、光陽は持ち前の天然を発揮して、言うこときかず亨に会いに行ってしまったり、危険な目にあって敵に捕らわれたりするし、梁井は気苦労もケガも絶えません。
幼馴染みの亨からも迫られて、やっと梁井への気持ちに気がつく光陽です。そして亨に奪われてもやはり離れられない梁井の強い愛情にもがっつりやられました。両思いを確認した後は超ラブラブで、Hも激しく増量。二人の想いが充分感じられる濃厚な絡みが見どころです。
あとは気になる亨のこれから。いい餌与えてあげて欲しいです。 -
獣人シリーズ第二弾。
光陽は餌として契約をしている梁井と身体の関係も含めた付き合いをしている。幼なじみの亨が大怪我をした時獣人として覚醒したらしいのだがその行方が知れず心配していた。梁井との性交はとても気持ちがいいのだが、好きという気持ちが伴うのかどうか分からずに悶々としていて。
組織の中枢である昌史の出現や自分の身体のことなど、少しずつ分かってきたことはあるがまだまだ戸惑うことの多い光陽。
しかし、紆余曲折を経て、梁井に対する自分の気持ちに気付く光陽。
という訳でHは濃厚です(笑)
ただ、やっぱり挿し絵がね、好みじゃなくて…。 -
<獣人シリーズ>
『凍る月~漆黒の情人』
⇒『凍る月~紅の契り~』
『凍る月~灰色の衝動~』
『花の残像』
『花の慟哭』
『銀月夜』
『凍る月~七色の攻防』