恐怖箱 蛇苺 (竹書房文庫 HO 51)

  • 竹書房
3.25
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812435168

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 実話怪談を読み過ぎて感覚が鈍麻してしまい、恐怖をあまり感じなくなりました。やばいやばい。夫が浮気したので、夫の血を引く娘に関心が持てなくなり、グルニエに監禁した話は、実際に起きた虐待をテーマにした本で読んだことがあります。同じ事件ではないとは思いますが、自分が生んだ子から関心が薄れ、育児放棄する話はどんなジャンルで読んでも痛ましい。こういうの読んじゃうと、お定まりの結論ですが、生きた人間の方が怖いなと思う。

  • 怖い短編集が読みたくて買ってしまったがおもしろかった。このシリーズのネタが
    そのままオカルト板のスレで使われてネタバレして、訴訟にするのなんのという
    まとめも読んでみた。
    ゴキブリ系以外はなんでも好きですが、この本はいまいちめっちゃ
    怖いのはなかったなー。

  • 【目次】
    巻頭言 箱詰め職人からのご挨拶
     出刃/深夜のホームで/逃げろ!/逃げ女/ボール/椿/空糸/介抱/不夜城にて/がんばれマリーさん/小指の想い出/油猫/真っ白な茶碗/歯/汚い話/屁二題/足の臭い/盗塁/大きなのっぽの古時計/三面鏡/何をされたのか/我入/坪井/多忙な休日/千里眼/人違い/遅刻厳禁/横取り/警備二○一の悲劇/エレベーター/命中/雪かき/マジシャン/磯部君の愉しみ/土下座/一番風呂/ミュート/たったひとつの冴えたやり方/後追い/行列のできる何か/動物園/虐家/僕は絵を描く/緊急の場合は/残像
    あとがき
    超-1/2008結果発表

  • -

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

つくね乱蔵(つくね・らんぞう)
二〇〇七年の超―1で怪談界に身を投じ、十六年書き続けている。二〇一二年に単著『厭怪』を出版。ただ単に後味が悪いだけではなく、人の思いや悲しみを丁寧に描く作風は、厭系怪談の開祖とも呼ばれている。

「2023年 『呪物怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

つくね乱蔵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×