騎士から逃げた花嫁 (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (660ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812435748

感想・レビュー・書評

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  • 臭くて賢くて鈍感な最強ヒーローと、そんなヒーローと結婚をしたくなくて逃げた男装ヒロインが、何故かヒーローから剣術の訓練を受けることになり、いつバレるかヒヤヒヤしたり、いつ恋愛感情が芽生えるのはハラハラしたりと大変面白かった。

  • 意に染まぬ結婚から逃げるため男に扮した貴婦人の恋の行方。男と思い込んでるからこその面白さはあるね。
    https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12793131551.html

  • フランス貴族の娘、エレオノールは恐ろしい噂の騎士、コリンに嫁がされることに拒否し、男装して逃亡。隣の領地の娘シビルの世話をする仕事を得て、二年が過ぎた。しかし、シビルの婚約者はあのコリンだった!「わたしの黒い騎士 (ラズベリーブックス)」の続編。
    わはは。これ、ラブコメだよね?男装ものはもともと大好物なのですが、(まあ男装ものの良さを十二分に出しているとはいえないと思いますが)面白かったです。特にラブコメ部分。コリンは実に「男らしい」男なので、まー鈍いわ、告白してからもわけわからん行動だわ、笑わせてくれた。エレオノールは、そっこーやられても仕方がないような展開でしたが、なんとか無事でよかった……。義理の母親がまーこわくてこわくて……エレ、後ろ後ろ!的な(笑)。あ、あいかわらず朝チュンです。

  • フランス貴族の娘・エレオノールは世界一凶悪な騎士・バーカムシャーのコリンのもとへ嫁がされそうになった2年前に出奔し、今はアンリと名乗り騎士として暮らしている。
    騎士とは名ばかり、名家の娘・シビルの世話役として身を隠し生きる日々。
    ところがある日、シビルの結婚が決まり護衛として付き添いたどり着いた嫁ぎ先は、なんと、エレオノールが逃げ出した相手・コリンの住むブラックモア城だったー
    コリンは彼女の正体に気付かぬまま、騎士というにはあまりに技量に乏しいアンリを一人前にするべく特訓に勤しみ始めー
    朴訥な騎士と逃げ出した花嫁、お互いの真実の姿に気付く日は?

    この物語の舞台になっている時代があんまり好みじゃなかったです‐
    時代考証はしっかりしてるんだろうけど、ロマンティックさが足りないよ…不衛生な描写がね‐萎えるわ。

    逃げていた時間が無駄ではなかったと思わせる展開で、そこは良かったです。
    素直に嫁いでいたら分かり合えなっかたよね‐

    身をやつしていることに気付かずに、同性に惹かれてしまってオロオロする姿は面白かった。
    ヒロインには自分から身分を明らかにしてほしかったなー

    機転と勇気を称えられてるヒロインだけど、亡き母の友・イザボーさんあってこそ、第一の功労者だと思いました。
    悪役にはむかついたけど、ヒロインの父にもイラッときたよ‐なんであんなの後妻に選ぶかね‐

  • ド・ピアジェ家シリーズ2作目。悪名高いバーカムシャーのコリンに嫁がされそうになったエレオノールは逃げ出して男となり、アンリという騎士として名家の娘の世話係として暮らしていた。ところがたどり着いた先はコリンの住む城で、あまりの頼りなさにコリンに特訓を受けることになる。コリンがいつ気がつくのが二人がどうやって心を通わせるようになるのかが焦点だが、前半はアンリの不甲斐なさに歯噛みする思いで不愉快ですらある。終盤はコリンの不器用で可愛らしい性格が微笑ましくてやっと楽しくなってくる。前作でコリンの妹の酷さは描かれていたがその他の家族もかなりのものなのね。この家族の中で恐ろしいと評判のコリンが、意外にもロマンティックで優しいのは奇跡。コリン、かわいいよ。2015.1

  • いまいち、ヒーローとヒロインの絡みや話の進み方に面白味が感じられなかった

  • 2012年2月25日読了。

    このシリーズ2冊目。
    なんかなぁ~面白いのは面白いんだけど、この人の書くヒロインって、考えが浅はかって言うか、しょせんお嬢様考えって言うか…深みがない気がする。

    今回は、男装の騎士に身をやつして結婚から逃げた花嫁が主人公。逃げに逃げて、結局元の婚約者の所にたどり着いちゃうあたりが笑える…。

    このシリーズの今後のパラノーマル的な要素が濃くなったお話が早く読みたい。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    フランス貴族の娘、エレオノールは世界一凶悪な騎士、バーカムシャーのコリンに嫁がされそうになって逃げ出し、アンリという偽名で男として暮らしている。職業は騎士。名家の娘シビルの世話役をして、なんとか日々を生きていた。ところがある日、シビルの結婚が決まった。護衛として付き添ったエレオノールがたどり着いたのはなんと、コリンが住むブラックモア城だった!コリンはエレオノールがアンリだとまったく気づかないばかりか、騎士というにはあまりに頼りないアンリを一人前にしようと剣術の特訓を始めてしまう。朴訥な騎士と、逃げだした花嫁がお互いの真実に気づく日は来るのか…。リタ賞作家リン・カーランドが贈るロマンティック・ヒストリカル。

    ヒーローのえがき方が今までのヒストルカルにないもので、そうだよねぇ、と妙な納得。
    この時代のマナー、そんなもんだろうな。でもそれがあたりまえかと。
    男装の不自然さもカバーされた理由もあってそれはいいなって思う。
    結婚してからのことももうちょっとみたかった。

    From this moment on by Lynn Kurland

  • 十二世紀を舞台にしたヒストリカル・ロマンス。リタ賞作家の人気シリーズらしい。★の数が少ないのは笑いのセンスが合わなかったせい。
    十二世紀にはまだ衛生概念やそういったものがなかったであろうことは分かるけど、ロマンス小説ならもうちょっと夢があってもいいんじゃない? というのが★が少ない理由。

  • ヘンリー三世の治世が舞台。

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