スクエア ~四角関係~ (ラヴァーズ文庫 63)

著者 :
  • 竹書房
3.13
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本棚登録 : 151
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812436608

感想・レビュー・書評

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  • 【※BL注意】

     えーっと、まずタイトルから、ちょっと手に取るのを躊躇うようなタイトルだったんですが、内容に偽りがなかったです←
     最終的に誰かとくっついてラブラブなんて個人的においしい展開にならないかしら? って思ったんですが、そんなこともなく、最後まで四角関係でした。
     とはいえ、四角関係って考えるほどどろどろのものではなく、攻める側のホストクラブ三兄弟は仲良しだったので、受けの気持ちさえ無視すれば、和気藹々と物語は進んでいきます。いやまあ、肝心なのは受けの気持ちだって言われたらその通りなんですが……。

     って肝心のあらすじ書いてなかったですね。
     受けは、高級車のディーラー・星野ゆうき。
     ただ、入社して以来、営業成績はさっぱりで、店長から太い顧客である女社長の接待を任されるも、そのホストクラブで、ゆうきがナンバーワンとナンバーツーに気に入られて女社長は放置。
     そのせいで、女社長を怒らせてしまい、残されたゆうきが300万円の支払いを要求されることになってしまう。
    「お金がないのなら、違うかたちで支払ってもらうしかありませんね」
     ということで、お持ち帰りされてしまったゆうきは、身体を要求されてしまう……

     というのが大体のあらすじです。
     その後、成績の上がらないゆうきのために、三人はあれやこれやと協力してくれて、営業成績も上がって、それにゆうきはほだされて……という感じで物語が展開されていくんですが……。

     なんというか、そういうので営業成績上げてもなあ……って、個人的に思ってしまうのと、そもそも四角関係って……という前提条件に否定的なので、いい評価はつけられなかったです。じゃあ、読むなって感じですけどね。

     まあ、穏やかほのぼの複数関係がお好きな方にはオススメします。

  • う~ん・・・三人の個性が私にはあまり感じられなかった。そしてエロが強かった所為なのか、物語としての薄さを感じました。
    これで描くならもうちょっと煮詰めて長編じゃないと迫力がないかなぁ・・・と。作者は好きなので。

  • ★2.0。愁堂さんのトンチキエロは決して嫌いじゃないんですが(『枯れ木に花が〜』は好きだし)、これは合わなかったです。心情面おざなりなのは仕方ないとしても、攻キャラが三人でワンセットという感じで一人一人の印象が薄いので、この台詞は誰の台詞なのかとか、エロの度に誰がどこを何してるのかとか考えるのが途中からめんどくさくなってしまいました。その肝心のエロ自体、数回ある割に描写は短めでフェードアウト気味だったのでエロも物足りない…。

  • 冴えないサラリーマン(受け)とホスト3兄弟(攻め)の物語。

    びっくりするほど強引展開でずっとヤッてます…

    色んなタイプの攻めが出てきて見ごたえはありますが…あと、萌え要素としては兄弟愛でしょうか?

    後書きで筆者も書いている通り、「なにも考えずに読めるエロ」な話だと思います。

    あと、国沢先生の挿絵が本当に素敵で、見ごたえあります。

  • ホスト3兄弟(オーナー+No.1ホスト+No.2ホスト)×外車ディーラーで4Pもの。

    突っ込みどころ満載でした(笑)
    それゆえに面白かったです。

    もうちょっと兄弟それぞれとの関係があってもいいかなと思いますが、こういうのもたまにはいいかも。

  • ホスト三兄弟×車のディーラーもの。
    ライトな四角関係で良かった。三兄弟はそれぞれ年齢もバラバラな設定なので、個別にも関係を深めていく描写があれば、もっと良かったな。いまのままだと金の切れ目が……というふうに読めてしまうような気がします。
    もったいない。

  • ストーリーにはツッコミどころ満載です。
    攻め3人に受け1人プレイを楽しむのが、正しい読み方だと思います(笑。

    だって受け、おバカなんだもん。流され侍、いや小姓め。
    攻めも何でそんなに受けが好きになっちゃったのか、よくわかりませんが
    まあアレだ。手元に飛び込んできたおもちゃが、予想外に気に入って
    ほれ込んじゃったんでしょうね。脳内補完してみました。

    4P、受け気持ち良さそうですな。
    國沢さんの挿絵も大変眼福☆ですよ。

  • ビバ☆複数プレイ

  • 小説

  • ストーリ自体はそんなに面白くないけど、絡みの人数からみるとけっこ新鮮で面白かった
    あと、イラストは半端ない!

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著者プロフィール

12月20日生まれ、射手座、B型。2002年、『罪なくちづけ』でデビュー。BLや女性向け小説など幅広く執筆し、「たくらみ」シリーズ、『忘れない男』に始まる「警視庁特殊能力係」シリーズなど、人気シリーズを多数持つ。

「2023年 『先輩と僕 総務部社内公安課 FILE 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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