聖域の限界(竹書房ラヴァーズ文庫) (ラヴァーズ文庫 74)

著者 :
  • 竹書房
3.38
  • (3)
  • (17)
  • (26)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 145
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812438886

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 再読。
    ホストクラブオーナー兼ナンバーワンホスト×高校教師
    俺様で強引な元同級生のホスト瀬尾に脅されて関係を持つ教師の西澤。正直、いくらでも逃げ出すタイミングあったぞ。まぁそんなこんなで、いろんなバリエーションでやられまくります。野外、満員電車、バスルーム、とどめのお道具プレイ・・・。
    ホストと教師、という境遇ですが、同級生再会モノでしたね。あの頃から実は・・・っていう。

  • 【メモ】パール

  • 表紙を見て買うのに躊躇しましたが、エロ満載で凄かったです。
    でも、エロの濃さとは反比例に内容がそれほど濃くなかったです。
    ただ、女子高生と受けの会話などは結構好きだったかなぁ。

  •  学生の時からまじめで優等生だった西澤誠司は、現在は名門女子高の教師として働いていた。ところが、西澤の勤める高校は、「名門」とは名ばかりであり、名前につられて入ってきた名家のお嬢様が多いものの、お金に飽かせて、ホストクラブに出入りをしたり、喫煙をしたり、内情は散々であった。
     ある日、西澤は同僚の教師からの密告を受けて、ホストクラブに出入りをしている生徒を捕まえに出向くが、そのホストクラブのオーナーは、西澤の高校時代の同級生・瀬尾竜哉であった。
     瀬尾は、当時から特別なオーラを放つ存在で、どこかテストでいい点数を取って、いい大学に入ることだけにやっきになっていた同級生とは、一線を画していた。
     誰もやりたくない「委員長」という役目を押し付けられていた西澤は、立場上、瀬尾に関わらないわけにもいかず、結局、瀬尾にからかわれ、いいようにおもちゃにされていた。
     そんな瀬尾だったが、西澤と再会した直後に、学校の体裁を理由に無茶な肉体関係を迫られてしまう。
     瀬尾が、どうして自分にそんなことを求めてくるのか理解できない西澤であったが、ついついそれに従ってしまう……。

     というあらすじです。
     西澤は、再会したところを無理やり襲われて、その後も肉体関係とお世話係を強要され続ける……という話でしたが、いろいろ無茶があるなー……と思うところもあったり、で少し興醒めしてしまいました。
     もちろん、いきなり襲った瀬尾は、案の定、西澤のことがずっと好きだったという定番の理由だったんですが。
    「再会したら、どんな手段をとってでも襲おうと思っていた」って言っていて。
     なのに、再会したのが五年後で、五年も経っていたら、見た目とか中身とかかなり変わってる可能性もあるし。
     今回はたまたま、西澤が生徒を捕まえに来たから再会できてよかったものの、それがなければ、十年でも二十年でも待ち続けたんだろうか……?
     と「??」ってなりました。
     待てば待つほど、人の中身も見た目も変わっていくし、西澤だって結婚していたかもしれないのにな……と。
     もしかしたら「たまたま」じゃなくて、ずっと瀬尾は西澤の動向を追っていたのかもしれませんが、そういうネタばらしもないので、疑問だけが残ってしまいました。
     それともう一つ、想いが通じ合った最初のえっちで、おもちゃが出てくるのはどうなんだろう……と。
     通じない間に無理やりな形で、いろいろしているのだから、どうせだからその一回のうちに使ってくれたらよかったのに、そうなった直後の一回に使っちゃうから、「ええ!?」ってなってちょっと引いてしまったり……。
     基本的にそういうものが出てくるシチュエーションは嫌いじゃないんですが、やるタイミングを少し選んでほしかったです。

     そういうわけで、少し評価は低めです。
     話に入り込もうとすると、疑問点が湧き出てしまって、現実に引き戻されてという感じで、微妙な感じになってしまいました。

  • 同級生の再会モノです。

    ヤクザ×高校教師。

    自分とは対照的故に気になる…そんな想いを昇華できずに終わった青春時代を懐かしみつつ、変わったようで変わっていない相手に惹かれていく過程を、濡れ場中心にw描いています。
    あらゆるシチュエーションで濡れ場を楽しめるのでそういった期待も裏切りませんw

    瀬尾が強引で男らしくて良いですねー^^大物って感じがします。

    國沢先生のイラストも美しく色っぽく、作品の雰囲気にあってます。

  • 「淫乱な身体だな。それでも教師かよ」。高校教師、西澤誠司は、ホストクラブに通っている女子生徒を補導するため歌舞伎町を訪れる。しかし、ホストクラブのオーナーは、西澤の高校時代の同級生、瀬尾竜哉で、当時から瀬尾と不仲だった西澤は、瀬尾に学校の体裁を盾に取られ、無茶な身体の関係を強いられる。しがない教師の自分が、煌びやかで不自由のない人生を送っている瀬尾に、何故ここまで屈辱を味わわされなければならないのか…。憎みながらも身体中を支配され、瀬尾の抱える仄暗い闇に、心までも翻弄されてゆく西澤は…。

    ホストクラブオーナーX高校教師 元高校の同級生

  • 何となくエロが読みたくなって買っちゃうことありますよね・・・。
    秀さんの作品だからハズレはないだろうで購入しました。
    ホスト×教師ウマウマです。

    秀さんだと「黒い愛情」とかもオススメです。

  • 久々に買ったBL小説。
    多分、読まないうちに本棚に入るんだろうなと思っていましたが、
    意外や意外買ったその日に読破してしまいました…。

    内容的にはまあ、作者の秀先生が書かれていたように、
    途中で結構お腹一杯になるものでした。

  • なんかさ・・・
    最近の秀先生の小説ツボがないな・・・
    新作ならきっと買う主義だったのに
    これからはどうしようかな・・・

    エッチ描写が相変わらずじれったいし・・・
    ストーリーさえ忘れたし
    秀先生といえば黒愛とストーリーなのにぃ!
    しかもヤクザの描写は英田先生と沙野に比べたら全然・・・

    とにかくもっと面白い作品を期待してます!

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

秀香穂里 Kaori Shu
動画配信サービスにハマっていてずーっと観ています。そのうち、
配信者さんに憧れる受けの話が書きたいです!

「2019年 『溺愛アルファに娶られたホテル王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秀香穂里の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×