夢の乙女に永遠の誓いを (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
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本棚登録 : 59
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812442555

感想・レビュー・書評

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  • RITA賞受賞作
    人気シリーズのラスト巻ですが、リタ賞を漁ってみようという初読の方でもすんなり入り込め、単品で楽しめる構成です。
    文体はオーソドックスで慎ましやかですが、細かな心理描写とロマンティックなストーリーで読者を引きつけます。

    自我は強く自立心はあるけれど、自惚れと苦労しらずとお気楽気質な彼は、前半は残念なヒーローではあるのだが、後半、挫折にもめげず彼女の窮地を救うあたり、かなり王子様度の高いと思う。

  • 4男グレゴリー&政略結婚ヒロイン 結構盛り上がって終盤のハッピーエンドへ

  • 話が盛り上がり始めるまでがちょっと長くてじれったかった。
    ジュリア・クイン節は健在で、喜劇なノリ+ロマンスは楽しめた。
    ブリジャートンにしては悩みは深刻じゃなかったと思う。

  • ブリジャートンシリーズのラスト、四男グレゴリーのお話。シリーズのラストだからこそ納得のいく、グレゴリーの「熱愛コンプレックス」ともいえるような思い込み。この兄弟の、特に男兄弟がどうしようもなくロマンチックなところはお母さん譲りなのだろうか?(いいえ、ロマンス小説だからです。)
    しかしジュリア・クインらしいと言っていいのか、ロマンス小説の王道を裏切る登場人物の言動が毎度可笑しい。こちらもそれが読みたくて読んでるので、ホットシーンなしでも私は充分楽しめますv(ていうかさすがに八回以上同じ作者のそういうシーンを読むとある程度パターンが決まってくるというかね……やることが決まってる以上、それほどオリジナリティは出せないと思いますが。)
    残念ながら歳が離れた兄弟達はすでに別世帯を構えて自分達のことで忙しいので(ヒヤシンスはレティキュールを武器に活躍するものの)ほとんど干渉してこないのが残念ではあるけれど、八人兄弟全てが幸せな結婚を果たしたことでヴァイオレットママ同様に私もほっとしました。
    後は番外編の翻訳刊行が待たれるところ。

  • 〈ブリジャートン・シリーズ 8〉とりあえず完結か。
    ブリジャートン家8人兄妹の7番目最後の独身者ヒーロー。親友に恋するヒーローの手助けをする伯爵家令嬢ヒロイン。
    運命の相手って一目で気がつくもんなんかい?信じられんね。性格もわからんし見た目だけだろソレって。ヒロインの苦悩も可哀想だったが ヒーローが教会まで追いかけてったその想いのほうが切なかったかも。

    なにやら このシリーズには続きがあるようで・・・。

  • 〈ブリジャートン〉シリーズ8作目

    2007年度RITA賞最優秀長篇ヒストリカル部門賞受賞

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著者プロフィール

【著者略歴】
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年に"Splendid"(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した〈ブリジャートン家〉シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作でついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。

「2022年 『ブリジャートン家9 幸せのその後で ~ブリジャートン家後日譚~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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