- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812445204
感想・レビュー・書評
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2作で完結の本。
槇が好きだったので、もうちょっと出てほしかった。
先輩である槇。あの程度だったのか。もっと裏とつながってほしかった気もします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
霞ヶ関・法務省で起こった立てこもり事件――。
死刑囚が無罪を訴え、数人の幹部を人質に立てこもっている。
警視庁に所属する交渉人の兼坂鴻一は、犯人説得のすえ、自らも人質になり、事件現場に潜入することに成功した。
しかし、死刑を宣告されるほどの凶悪犯である悠木は、ひどく冷静で、駆け引きの主導権を握るため、鴻一に快楽の拷問を繰り返す。
そうして強制されるまま、鴻一は悠木の起こした殺人事件を調べ直すことになったのだが、そこに潜む残酷な陰謀は、鴻一の身も危険に晒し…。
壮絶な心理戦ののち、お互いが手に入れた真実とは…。
地下オークションを暴く番外編「悦楽の限界」大幅収録!
(出版社より) -
真実と生贄
嘘と弾丸〜真実と生贄 完結編〜 -
事件の解決は都合よすぎな感もあるけど、この本のメインはその後の二人の話「快楽の限界」だとわかるので問題ないかと。後半はヤクザに拉致されるという一応サスペンス展開なのだけど、お道具エロがてんこ盛りなので読んでるとムフムフ楽しくなっちゃっいます♪Hシーンが延々と続く中、ツンデレ鴻一が悠木への恋情を自覚せざるを得なくなっていく心情描写もきっちりあって満足でした。それにしても鴻一を甚振る悠木がどことなく楽しそうでほんとドSですよねw最後の最後に鴻一のデレが覗く甘いラストも良かった!