公爵を振り向かせるための11の誘惑 (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812447338

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  • シリーズ3作目。尊大・傲慢・堅物なレイトン公爵サイモンとイタリアの血を引くスキャンダルまみれのジュリアーナ。シリーズ1作目から気になっていたカップルの話。サイモンは本当にイヤな奴だったけど、義務と家名に縛られてジュリアーナに対して心を解放できずに悶々とする2週間、読んでてなんだか気の毒になってきたよ。そんな彼女に惹かれて深みにはまっていく様は良かった〜(1作目ですでに惹かれあってるけど)ジュリアーナも勝気で向こう見ずだけど、サイモンに対する自分の気持ちに気付いてからの心情がせつなくてせつなくて。中盤まではちょっと中弛み感ありだったけど、公爵の婚約、ミネルヴァハウスに行くあたりから俄然面白くなった。ラストの舞踏会でのサイモンの愛の叫びには、思わずやった〜と呟いてしまいました。ガブリエルやカリーもちょこちょこ出てきてふたりのその後が垣間見れたのも良かった。ジョージアナのお話はないのかしら?

  • ヒロインの母親の毒親度が凄い。最後ヒロインが自分の母親と和解できなかったのが残念。でも、あの親じゃ無理か…

  • セントジョン兄弟と妹の三部作"ラブ・バイ・ナンバーズ・シリーズ"の最終話。
    ”見下し公爵”と揶揄されるほど、体面を重んじ、社交界の評判が全ての冷徹なレイトン公爵サイモンの前に、社交界に馴染めないジュリアーナの健気な誘惑が可愛らしくいじましくキュンとくる、セクシー系ヒストリカルロマ。
    傲慢で愚かな酷い男。鬼ロマです
    二人の丁寧な心理的葛藤の描写がとてもキュンときました。
    打ちのめされるヒロインに共感しながらも、愚かな彼が手放そうとした代償に気がつき、失う恐怖から彼女に愛を叫んだシーンは切なかった。

    でも、妹はどうなるのよ?ペネロペだけじゃなくて、妹の話も欲しい。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3851.html

  • 何度「もう会わない」と誓ったの? 

  • シリーズ3作目。巻を重ねるごとに評価が下がるこのシリーズ。1作目の初回登場時素敵な人そう!と思えた公爵の酷さもさることながら、1作目はともかく、その後続くスキャンダルにシリーズ全員この後の人生を考えると幸せなの?本当に?と思ってしまうほどだった。スキャンダルすごい!でも気にしない!…と言っていてもやらかしてる内容考えると周囲の同階級の目線はかなり厳しくて(公爵ですら招待されないレベル)、その後を考えると本当に何もかもが家族内だけで終わってしまう。そうできるんだろうし、楽しいんだろうけど、そんな生活でいいんだろうか…と考えてしまう。
    3作目のこれは、結局母親の公爵未亡人は変わらず居て、公爵妹の相手は不明のまま(ここはそうなったという事がストーリー上重要で、出なくていいんだろうけど)、カップルたちは幸せだけど、社会から全員つまはじき…。うーん。マイナス要素が多すぎ、大きすぎて、本当にめでたしめでたしなの?という具合でした。
    そういった意味でも話の内容でも、シリーズ1作目が一番面白く、マイナス要素もさほど少なく、よかったと思える終わり方だと思います。

  • シリーズもの、1〜2がイマイチだったけど読んでしまった…。

  • シリーズ3作目。見下し公爵サイモンと、ラルストン侯爵の異父妹ジュリアーナ。スキャンダルとか評判とかがとびかう話で、段々イライラしてくる。スキャンダルで人はしなないぞ!
    サイモンの妹とか、カリーの兄アレンデール伯爵のスピンオフがあれば読みたいなあ。

  • 同じ話をぐるぐる回っているだけの展開で、途中でダレた。あと、11の方法というものの位置付けが微妙だし、なかなか無理矢理な感じもありで。公爵とヒロインのキャラにももう少し捻りやバラエティーが欲しかった。

  • 〈ラブ・バイ・ナンバーズシリーズ 3〉ヒロインの態度が腹立たしくイライラ ヒーローの差別的な言動にもムカムカ 子供のように相手を手玉にとってひれ伏す姿が見たいというヒロインの考え方もイヤだったが 後半になるにつれヒーローの優柔不断な行動に振り回されるヒロインが可哀相になってきた。スキャンダルと軽々しく口にするヒーローはあまりに酷いし侮辱され続けたヒロインが彼から離れようとした思いも悲しかった。姿を現した三兄妹の母上は本当にスキャンダルだが。

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