眠れる相続人に口づけを (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
3.62
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本棚登録 : 33
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812448144

感想・レビュー・書評

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  • デビル・ライダーズ4
    おしんヒロイン *  途中まで記憶喪失ヒーロー
    けなげなヒロインのせいか、意外と面白かった

  • 落馬して記憶喪失になったヒーローをヒロインが介抱
    ヒーローの記憶がもどるまでが長くてだれた 
    ヒロインがメチャ頑張り屋さんですんごい強い、強すぎる 
    あまり、胸キュンするシーンはなかったかな
    ヒーローの「わかった。きみと結婚しよう」にブチ切れるヒロイン でもそのあと、「ばか、ばかばか!」と自分に後悔するところは可愛い 

  • 出会ってから10日ぐらいの話よね?ヒーローは寝てるか、誘惑するか、馬に乗ってるかの印象しかない(笑)←ま、10日ならそんなもんか。ヒロインは弟妹抱えての生活で幸せながらも困窮。最後は父親の友人(親世代)と結婚せざるを得ない状況、、、になる前にヒーロー落馬で記憶喪失。彼の介抱から始まり、結婚まで。ヒーローおばや兄にイラッとしたなぁ。おばは打ち解ければ心強い味方にはなるけどね。ヒーローヒロイン、二人の新たな生活は弟妹連れてロシアで始まるのでした。

  • デビルライダーズ・シリーズ4?(ライダーズでは無い)前3作がフローラブックスでこのまま未訳かと思っていたので嬉しいです。(特に『まだ見ぬあなたは海を越えて』が好きだったので)
    今回はハりーの次兄で外交官のナッシュ、アルヴァーリー伯爵家のスピンオフ(もしかして長兄のマーカスの話も期待できそう)
    異母弟妹5人を育てるマデリンは好感持てるが、話にしか出てこないマデリンの祖母50歳とラウル40歳のロマンスの話が良かった。
    今回借りたヒストリカル5冊はみんな当たりで★4だが、この本が1番読みやすくて楽しかった。★4.3

  • 〈デビル・ライダース 4〉あれ出版社かわったんだな。
    外交官ヒーローと6人きょうだいの長女ヒロイン。落馬し記憶喪失のヒーローを自宅で介護する優しいヒロインは貧乏だが働き者。二人の境遇は違いすぎてたが その後の関係は成り行き上な面もあったが惹かれあってたし 責任感強く交渉上手のヒーローの粘り強さの勝ち。変な奴らもいたし酷い目にもあってたが身に危険が及ぶものではなく。妹弟5人もの子育てヒロインものはどことなくほのぼの感がのこるロマンスであった。強いな。

  • 1819年、イギリス。おじから遺産相続する地所へと馬を走らせていたナッシュは落馬し、気を失ってしまう。重傷を負った彼を助けたのは近くで5人のきょうだいたちと暮らす貧しく美しい娘、マディだった。その献身的な看病のおかげでナッシュは意識を取り戻すが、目覚めた時、自分が何者であるかの記憶を失っていた。ナッシュは戸惑いつつも一家のやさしさに触れ、マディの魅力に惹きつけられていく。 しかしある日、地所の差配人がマディたちに立ち退きを迫る際に口にした名前が、彼の記憶を呼び覚ました。ナッシュはイギリスの外交官であり、マディたちの住むまさにその地所を相続するためにロシアから一時帰国したこと……そして伯爵の息子である自分と身分違いのマディとは結婚できないことを――。運命的な出逢いをしたふたりの愛の行方は?  ジュリアン・クイン推薦のアン・グレイシー最新作!

    定番展開のヒストリカル。
    ヒーローは遺言によって相続した地主で、ヒロインは店子。それはもうありがちな設定。ただやはりアン・グレイシーだけあって読ませる。なによりキャラクターがしっかりしてる。その役割どおりに。なんか冷めた書きようだけど、褒めてますよー。
    でもね、なんか定番すぎてしまって、ズキュンとこなかった。
    確かにヒロインは健気。父親に捨てられ、母親に先立たれ、頼りの祖母も亡くし、そして父親に呼び戻されたと思ったら、幼い異母弟妹と病気の父親の世話に追われる。挙げ句に父親も亡くなって借金の形に結婚させられそうになる。なんとか逃げ出してあばら屋に身を寄せ、弟妹を必死に働いて育ててる。「おしん」以上のおしんヒロイン。だけど泣き言は言わずに生き抜こうとしてる。
    なんかこう、凄すぎてひく、くらい。
    たぶんそういう弱さの、欠点のない、ヒロインだというのが、あまり心に響かなかった理由かも。もちろんいろいろとヒロインには不備はあるのだけど、上流の作法を知らないとかね。
    でもってヒーロー。
    これまた定番の愛を信じていないヒーローで。便宜的に妻を求めてはいても、愛をともに育てる気持ちはない。そんなヒーローがたまたまヒロインの目の前で落馬(馬が足を滑らせて)して、記憶喪失に。
    自分の暮らしていた環境とはあまりにも違う(記憶喪失でもそれはわかる)場所で目覚めたヒーローは、次第にヒロインに心惹かれていって、ヒロインもヒーローを憎からず思うようになって……。
    そのあとはお定まりの展開。ほかにヒロインの周囲でおこる事件なんかも関わってくるわけだけど、基本的にはヒーローが愛を認められるか、というありがちなネタ。もちろんありがちだけど、おいしいネタですが。
    ただね、シンデレラストーリーというなら、もうちょっと華々しさがあってもよかったかなーと。

  • いつものアン・グレイシーな感じだけどちょっとあっさりなので☆4
    厳しい境遇にあったヒロインが守られ、甘やかされて、勢いよくハッピーエンドに向かっていく感じはやっぱり好き。
    なかなか愛を認めようとしないヒーローだけど、メロメロなのが周りには一目瞭然だし、ヒーロー自身もヒロインに癒されていく様子もよく分かる。
    身分(境遇?)の差があるカップルだけど、お互いを気遣えるこんな二人なら末永く幸せでいられそうと思える。

    それにしてもマーカスまでデビルライダーズばりの走りを見せるとは思いもよらなかったわ。ちょうど1月にルークの話が出版されたばかりだけど、その次はマーカスだったりするのかしら?ちょっと楽しみ。

    -------------
    あっさりと思っていたけどじわじわくるわー
    もう何度再読したか分からない。
    直接的な表現はあまりなくても、セリフや行動の端々に深まる想いが溢れていてよくよく考えたらロマンス王道だった。
    ☆4.5に変更

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