春に孵る (バンブーコミックス 麗人セレクション)

著者 :
  • 竹書房
3.50
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本棚登録 : 230
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812475607

感想・レビュー・書評

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  • ぎゃーーー!ホラーです。怖かったー恐ろしかったー。とくに彼岸花。衝撃シーンは1回、目を伏せて、で、もう一回戻って確認して「ヒーーー!」ってなった!他の作品も、オチが二転三転するので油断できない。全体的に、星新一を読んだ時のような後味の悪さがあるなぁ。いろいろ問題作が詰まった濃い~1冊

  • 6つの作品が入った短編集。全体的にダークな展開が多い作品集です。表紙だけ見るとふんわりな感じがありますが、この表題の暗く鬱々とした展開に心臓を掴まれた感じです。表題も好きですが私は「枷、或いは束縛」が一番好きかな、一瞬「えっ!こういうオチ?」と思わせといてドスンと持っていく展開が堪らないです。あとリーマン同士のお話が短いながらもすごく切なくて良かった。最後に「耳たぶの理由」の2人が入っていて、そこでやっと息が吸えるようになった本です… 

  • 国枝センセの妖しいお話、大好き。
    ・表題:叔父2人と少女の話。朗らかに悪い奴な攻めに地下室で鞭打たれる受(見るからに病んでる)、のぞき見してしまう姪。そして大学生になった姪のもとに……
    ・当然の結末:サラリーマン2人の小編。
    ・十三夜幻灯:幻想的な、お伽噺の怪談のような。彼岸花の咲き乱れる永遠の世界。逃げ出し現実に戻り、やがてまた新で戻ると、彼岸と名付けた男に切り刻まれてしまう。ホラーとグロ。
    ・枷、あるいは束縛:監禁される大学の先生。初老?おっさん?×生徒。最後に超オチで逆転。
    ・夢のあとさき:変な形の天使に夢をかなえてもらう。
    ・手のひらの上:耳たぶの理由の2人?ちょっとこれは入ってきませんでした(汗)

    みんな気の利いたブラックユーモアあふれる小片というか掌編というか。とてもうまくまとまってるけれど、まあ、普通のBLではないかな……。

  • 表紙と、いわくありまくりな男二人と幼女の設定に飛びついてみました。
    話としてはラストが個人的にはうーんという感じですが、BLでなければ満点かもしれません。女の子が主軸にあがってくる上に攻めとこれから何かあるであろうという展開には違和感を覚えます。嫌という訳ではないのですが。すっかりBL脳になってしまったのですね。とほほ。
    それでも、閉ざされた空間であの二人と幼女が暮らしているというのはときめきました。
    ああ、そうか。幼女は、恋愛対象にならないからだ。すっかり……(以下略)

    他の方の感想で、「ものすごいグロ!」というのを見ていたので、覚悟して読んだのですが、彼岸に住む人の話が最高にグロなのかしら?
    何か大根みたいに切れていて、よくよく考えると残酷ですがあまりグロくはなかったかも。
    彼岸さんが妖艶で素晴らしいですね!

    一番好みな傾向で惜しかったのが表題作、作家と編集のミザリー話と唯一普通に安心して読めた結婚前の話が、好きかな?

    で、この作家さん初読みです!という気分で読み始めたのですが、あ、私「耳たぶ〜」読んでました。あまり好みの話じゃなかったので、すっかり忘れていたようです(汗)
    受けが女の子だったなあという、かすかな記憶。
    もう一冊、読んだ気も(汗)
    一度、まとめて古本屋さんにお渡ししてしまったので、多分その中にあった気がします。

    気になる作家さんなので、もう少し読んでみようと思いました。

  • 初読み作家さん。
    ホラーだった、、、。

    もう、言いたいことや描きたいは分かるけど、読んでしまって「しまった」と思った作品。
    ホラー苦手なんで、、、。

  • く、暗い・・・
    けど、こういうの嫌いじゃない。
    バッドエンドがほとんど。BLにはめずらしい。

  • こ・わ・い(^q^)「耳たぶの理由」の続編が入ってたのはよかったけど、他はバッドエンドばっかりで、苦手な私には無理でした…。

  • 表題作がなんとも衝撃的。語り手が幼女(成長後も出てきますが)。作者さんのあとがきにもありますが業の深いお話でした。他にも短編がいくつかありますが、怖くてでも覆った指の隙間からのぞき見たくなるようなお話が多かったような。

  • 表題作の試し読みで気になって購入
    こういう痛々しいの好きだな~
    それでドロッとしてたりオカルト入ってたり、BLらしからぬ要素が逆に萌えを引きたてる!

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