姫のためなら死ねる (1) (バンブーコミックス WIN SELECTION)

著者 :
  • 竹書房
4.10
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  • (2)
本棚登録 : 416
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812475614

感想・レビュー・書評

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  • 源氏物語の陰に隠れがちな枕草子を現代風百合漫画にアレンジしていただいてありがとうございますごちそうさまですの一言!あと、タイトルがセンス抜群だと思います。

  • ヤンデレ全開な平安古典ソフト主従百合4コマ、とでも言えばいいのだろうか。清少納言の「枕草子」をベースにニッチ要素を掛け合わせて、徹底的に「オンリーワン」を指向した漫画。類似の作品がないことは、自信を持って保証できる。カップリングとして、清少納言×藤原定子、紫式部×藤原彰子、紫式部×清少納言、清少納言×紅式部、弁官×清少納言などが入り乱れていて、時代考証はほとんど無視しているし、ほんと滅茶苦茶な漫画なんだけど、とにかく勢い(だけ)は凄まじい。画力がプロの域に達していないとか、同人作家と比較しても「中の下」レベルとか、そういうことすら本作にはプラスに作用していると感じる。個人的にはこの作品はツボにハマったし、需要は確実にある、と思いたい。それにしても、古典として名高い「枕草子」が、まさかこんな話だったとは(違)。

    帯のコピー:
    小さきものは、みなうつくし。
    【訳:定子様ハァハァ。】

  • 荒ぶって衝動買いしたが、近年稀に見る大当たりの作品。
    イマイチ敬遠され気味の枕草子の作者である清少納言を新たな切り口で描く、ハイテンション平安ギャグマンガ。

  • 定子様が可愛すぎて、清少納言になってしまう話です!
    くずしろ先生の変態キャラには何故か愛嬌が有る…

  • なんというか・・・妄想力の凄まじさ、というのを目の当たりにした。
    いや・・・確かに「枕草子」の冒頭こそは有名でまともな割に、内容はをいをい・・・なのは知識として知っていたものの、それをここまで局限化しますかぁ!?
    あ、ベタ褒めなんである。念のため。
    最近のラノベが軽蔑される所以は、こういう得体の知れない未知数パワーと裏打ちするきちんとした背景や歴史の知識、これらが全然ないからである。

  • 百合主従漫画。
    とりあえず定子さまかわいい。

  •  なんていうか……思ったものと全然違ってびっくりしました。

     とりあえず、清少納言が定子様にハァハァする――というか、美しい女子にハァハァする淑女(変態)さんだって設定の物語です。

     定子様はとてもピュアな女子に書かれているので、無邪気に清少納言に甘えてきたりするのですが、それに清少納言が心の中で吐血する――という話でした。

     でもこれを面白いって思うのって。
     なんだかとっても。

     他人のブログとかツイッター見ながら。
    「ああ、此の人壊れてるわー……」
     って思う感覚に近いような気が。

     ぶっ飛んだ清少納言がおにゃにょこにハァハァするのが許せる人なら読んでもいいと思うよ!

  • 注)時代考証とか考えてたり、古典的な意味で期待している人はやめときましょう。


    定子様かわいい
    あと清少納言がガチ
    定子様がいい子
    あと清少納言が残念
    定子様に萌える
    あと清少納言が(略

  • こういうの待ってたんだよ。主従百合だよ。古典だよ。
    定子様も彰子様も可愛い。
    百合ギャグ漫画。

  • このカップリングはよくある(私の脳内だけ?)
    高校の古典で覚えているのは道長の弓争い・肝試し、源氏のロリ、そして枕草子の初めて宮中に上がったときのところというかなり片寄った感じの私なので、結構ツボでした

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