いとしい、ということ (バンブーコミックス Qpaコレクション)

著者 :
  • 竹書房
3.09
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784812480861

感想・レビュー・書評

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  • 半々かなー。ジャケ買いでした。ぱっと見、目を引く表紙だけどよく見たら誤魔化されてるというか、デッサン変だよなーと気づいてはいて、でもそれで面白い話逃したら嫌だしなーと駄目元で買ってみて半々でした。
    表題作はやっぱりかなりデッサンが不安定で、顔漫画というか、読んでて不安定になる感じでそっちばっかり気になって集中できませんでした。というか話が空っぽすぎて超展開に意味が解らなくて集中出来ない結果、絵ばかり気になる。最初に提示されたキャラと、場面場面でキャラの性格が違って、どういうキャラとして描きたいのか判らなくて戸惑いました。一貫性がなくてそれが不安定さに拍車を。わんこなのか鬼畜なのかイケメンなのかもさいのか。色んなギャップを詰め込もうとした結果、芯がない感じでした。全然なんでお互い好きなのか解らなかった。理由は一応描かれてるけど熱として伝わってこなかったです。芝居で好きって言ってるみたい。
    そんで熱あるのになんであんな元気なの。座ったりコーヒーとか言ってないでまず寝かせようよ!ってそっちが気になりました(笑)熱どうした。あとマヨネーズに、あ、これ液体?だっけなんだっけ、なんとか特集か!ヤマヲミさんが焼肉のタレだったやつか!と。こっちはマヨネーズか(笑)
    2話目も、そんなそこここに都合良くほもがおるかー!て。てか唐突に出てきすぎだよ当て馬。関係性も判らないまま。というかそもそも男同士とか誰も何も一切突っ込まないんだな(笑)で、男同士なのに当て馬にあっさりキスされ、それは不意打ちで仕方ないとしても、その後はどんだけ非力なの…?女子なの…?ていう。そんでいきなり始めるから、え、場面飛んだ?!と思ったら当て馬の目の前だった。えぇー…。
    3話目はどう言い繕っても完全に仕事に私情挟みまくりだよなぁと微妙な気持ちに。
    次の高校生と社会人のやつは良かったです。こっちのが断然好きでした。絵もこっちのがうまくない…?表題作がデビュー作らしく、これだけ絵が違うのでデビュー前に描いてたやつとかじゃないかなと思うのですが、ちょい固いかなと思うけど表題作より全然うまい。デッサンも特に狂ってないし全く不安定にならずに読めました。かけてる時間の違いとかなのかしら。絵柄自体も違って、こっちのが好きだなーと。その後に続編ついてたけどそっちは今の絵で、顔がつるっとした分感情がなくなってしまって、残念だなぁと思いました。絵全体も今のが固くなってしまってるのですね。続編も話は好きだなーと読んでたら最後の一コマに爆笑しました。
    最後の軍人のも絵がなぁ。変わってしまった絵柄は仕方ないけど、クオリティが古書店の話並に保たれたら読みやすいなぁと思いました。

  • 薄らぼんやりっていうか、薄っぺらいっていうか、うううん。
    短編一作読み切りじゃなくて、数話続いてるのに薄っぺらいて感じるのはあんまり宜しくない気がするんですよね。

    とりあえず「会社のコーヒーなんか普通は美味くもなんともねえもんだよ」てのが真っ先に出た感想かな…

  • 表紙が美しい

  • 高崎ぼすこサン初コミックス。 絵が綺麗で気になっていた作家さんなので迷わず購入したら、思ってたより早い段階でエロが始まってビックリした。 あ、レーベルQpaなんだ…納得(笑)

    表題作は後輩×先輩のリーマンもの。 特に変わった設定はないけど、攻・受ともに可愛らしいと思えて好感度大♪ ただエッチはね、もう少し場所考えた方がイイよね…。

    『夏のコントレイル』『ウィークエンドの憂鬱』は、高校生の美坂がふてぶてしくて良かったなぁ〜。 大学生になったら髪型がサッパリした挙げ句、キャラが薄くなって残念(´・ω・`)
    羞恥プレイは美味しいね! ソフトだけどもっと読みたかった!!
    『暴君に刻まれた劣情』は、設定としては好きな部類だけど短くて残念すぎた…。 ねっとりした心理描写で読みたかったなぁ。

    結構サラッと読めてしまう一冊なので物足りなさもあるけど、次作以降に期待♪

  • 表題作も同時収録『暴君に刻まれた劣情』も良い

  • 体格が良い綺麗なスタイルの線で描かれ、話の構成もいい意味で分かりやすくスムーズに進んでいき読みやすいと思いました。
    背表紙のあらすじを読んだ限りではなんとなく切ない系の話なのかなと勝手に感じていたのですがそこまで重い話でもなく広くお勧めできるものかと思います。

  • 絵が美しい、本当に美しい…。DEADLOCK等のイラストの高階佑センセを感じさせるところもあったかな。
    「いとしい、ということ」3本。リーマンもの。デビュー作とのこと。さらっと読める素直な展開、でも美しさに溜息。
    「夏のコントレイル」「ウイークエンドの憂鬱」
    小さなこだわりの本屋で店番をする高校生と童顔のリーマン。本が好きな2人の話。
    「暴君に刻まれた劣情」明治大正時代。公爵で軍人の攻、受は作家、牡丹の刺青。静かで短いお話。

  • 絵はすごくきれい。表題作と椿の話はいまいちツボにはまらなかったけど、書店の年下高校生との話のが好き

  • わたしもえろかわいい主任に仕事助けてほしいから男になりたい。

  • リーマンもの。
    ちょっと安易に受け入れすぎじゃないか?
    絵はきれいなので次作に期待。

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著者プロフィール

高崎ぼすこ(たかさき ぼすこ)
10月1日生まれの漫画家。O型。日本画とピアノ曲と小説が好き。2013年『いとしい、ということ』でデビュー。

高崎ぼすこの作品

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