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本 ・マンガ / ISBN・EAN: 9784812483732
感想・レビュー・書評
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ようやく本喰いの人が登場。真白くんの妹、真黄ちゃんもあれよりゃマシだがどちらかというなら壊れてる、のか。他人どころか自分にも興味がなさそうな彼女の琴線にふれたのは干支1周違いのある種変態な和菓子屋。変態には世間からは外れたの意味と、進化する意味があるね、そうでした。…犯罪者め。
一応これで物語は終了みたいだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
合う合わないがはっきりする系統な気がします
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少しずつつながって、藍の話へ。うっかり感情移入するらしい。読んでは、人間関係のはしっこをつかまえようと、戻って読み直したり。2巻はきりよく話が終わってるけど、出てきてるのに語られてないキャラいるよね?続くよね?
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文句なしに面白い・・・・・・で済ませていいのか、と一言での感想に迷う
恋愛を軸にした漫画を読んで感動や衝撃を覚えるのはしょっちゅうだが、人体急所の一つである顎を絶妙な角度で打ち抜いて、ダウンさせてくるような漫画に遭遇したのは、保管できている記憶に限って言えば、初めての経験だ
2巻の帯に、“期待の新人、鮮烈デビュー!!”とあって、これも購入理由になったのだが、読み終わった後、編集者さん、この文句でいいのか、と最後の最後まで奥歯を割るほど悩んで、それでも、これ以上にカネタケ製菓先生を推せる文を思いつけなくて、悔しい思いをしているんじゃないかなー、と思ってしまった
漫画家を支えるプロですら、この極上の漫画を推薦するのは相当、難を極めるに違いない
内容は先にもあげたが、恋愛メイン。しかし、正道、ではない、と思う。邪道でもないが、少なくとも、今までにない新しい恋愛漫画のカタチに挑んでいる・・・気がした
見た者を理由もなくゾッと震わせる、冷たい薄青の焔、無臭の細い水色の煙を立たせている
あくまで、読了後、直観で抱いた『ブックイーター』の印象だ
ありえない話だが、見ている限りでは、蒼を保ったままで凍っているように見える焔。けど、恐る恐ると触ってみれば、当然ながら熱くて、思わずビックリして指を引っ込めてしまう。けど、懲りずに何度も触っている内に、その焔と同じ熱が掌にも宿り、しっかりと握れるようになり、そこでようやく、頬張って咀嚼できる。味はしない、けど、頬の内側を突き刺すような刺激だけが、飲み下しても続く。胃の腑に落ちて、山梨の果汁に近い酸味と甘みを僅かに、舌の先に覚えられる
そんな漫画はやはり、初めてだ
読んだ際の感想は人様々なので、一篇一篇を丁寧に説明はしないーいや、できないが正解なのかーのだが、私としては表題作の『ブックイーター』は外せない。悪いが、全力で推しつける
何と言うのか・・・自分とは似ても似つかない、でなく、現時点では似せる事すら叶わない、恋慕の念にも近い尊敬や憧れの念を抱いてしまう、“偏読者(ブックイーター)”こと上村緑の言葉の一つ一つが、私の心に突き刺さって、ぶん殴って、癒してくれた
久しぶりに、「あぁ、このキャラみたいになれたらいい」と、少し苦い絶望感混じりの好意を抱いた
あぁー、もう、こんな若々しくて、キラキラした才能が存分に詰まった漫画家がポーンッって出てくる瞬間に立ち会えるから、漫画食いは止められない -
とても良い。とてもとても良い。
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ある層にひびくのはわかる気がしますね。
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