大嫌いなあなたと恋のワルツを (ラズベリーブックス)

  • 竹書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812489536

作品紹介・あらすじ

伯爵家の長女サラには、大嫌いな相手がいる。侯爵家の次男、ヒューだ。数年前、彼がサラの従兄に決闘を持ちかけたせいで騒動となり、サラはデビューが1年遅れた。しかも、よりによってその年には14組もの婚約が成立したのだ。デビューしていたなら、サラも結婚していたかもしれないのに…。ところが、問題の従兄の結婚式に先立つハウスパーティで、サラはヒューと再会する。式までの数日を彼と共に過ごさなくてはならなくなったことを腹立たしく思うサラだったが、ひょんなことから真夜中に彼とワルツを踊ることになって…。

感想・レビュー・書評

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  • 伯爵家長女&侯爵家次男
    序盤は、姉妹同士の会話がつまらなくて投げそうになったがそこを乗り越えたら面白くなった
    しっかり者の長女サラが恋をしする
    “無限大足す1だ” ん~胸キュンだわw

  • 今回は決闘した相手方のロマンスでした。しかし、侯爵の非道さはなかなかです。

  • 一言で……
      嫌いな貴方に恋してしまって牽制しながらも惹かれあってラブラブハッピーエンドに至る話!!でした。

     とある理由からお互いのことをあまり好ましく評価していない二人が、
     これまたひょんなことから一緒にいなければならなくなって、
     段々好きになっていく様がとても可愛いらしかったです。

     ヒロイン:サラは勝気な女性というイメージ。少女小説の主人公を少し強きに、けれど女らしさは忘れずにという丁度良い加減をとってました。
     ヒーロー:ヒューは堅物、真面目、見目は麗しい。けれどしっかり男らしいところもあって……と、魅力満載てんこ盛りでした。

     私少女小説しか読んだことがないのでこういった展開。型破り。な小説があっても良いんだなと少し驚かされました。
     ええ。こういうキャラであるのならこうしなければならない。というお約束。よく、ありますよね?
     乙女ゲーや少女小説であると、序盤の描写からこのキャラクターはこの記号にあてはまる。ということはこういうキャラかと予測できその範囲内で動いていくんですが。海外の小説……そういうのは、無かった!!!
     
     深い感情表現はなくどこなく気品溢れる感じでした。
     訳した様な文体が好きなので普段の小説にはない独特の感じがたまりませんでした。

     展開は、序盤のサラとヒューの仲の言い合いや、サラ、ヒューの周りの人との関係など細かく描かれていました。
     また、何でもないような場面での行動が後半にも出てきて、そこでまた違う意味でとれたり、冗談になっていたりした所が良かったです。これは、さっきのあれか!と読んでいてニヤリとできます。

     ただ、好きになる過程というか、相手に対する感情と言うかいささかのりきれない。何かもっと上手い感情の表現の仕方があればもっと読み応えもあったしいり込むこともできたなぁと。
     若干の物足りなさは感じつつも(何が物足りなかったのか自分でもよく分かりません)けれど、ときめきは大いにありましたし、設定も良かったので満足でした!!

    ≪こんな人におすすめ!≫
    ・嫌いから始まる恋が好きな人
    ・真面目、一言多い、黒髪で眼鏡かけてそうなキャラが好きな人

  • ヒロインは割と好き。さほどロマンスでキュンとすることはなかったが、さらっと読めて楽しめる。

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著者プロフィール

【著者略歴】
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年に"Splendid"(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した〈ブリジャートン家〉シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作でついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。

「2022年 『ブリジャートン家9 幸せのその後で ~ブリジャートン家後日譚~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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