ナチの亡霊(下) (竹書房文庫 ろ 1-4 シグマフォースシリーズ 2)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812490174

作品紹介・あらすじ

デンマークからドイツへと逃れ、ダーウィンの聖書、ルーン文字、ハインリッヒ・ヒムラーの謎を調査するグレイソン・ピアース。ヒマラヤの山中の謎の研究所で、裏切り者の正体を突き止めるために敵と手を結び、ダーウィンの進化論と量子論について意見を戦わせていくペインター・クロウとリサ・カミングズ。だが、本当の恐怖は、南アフリカ共和国シュルシュルウエ・ウンフォロージ動物保護区に存在していた。グレイ、ペインター、リサが南アフリカに集結した時、ナチの残党の研究はすでに最終段階に到達していた。彼らの狙いは何なのか?ペインターの身体を蝕む奇病の治療法はあるのか?ディー・グロッケ"釣鐘"の正体とは何なのか?残された時間はあとどのくらいあるのか?全世界にとっての本当の脅威が明らかになる一方で、グレイたちの前にはさらなる大きな疑問が立ちはだかっていた-。

感想・レビュー・書評

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  • ディーグロッケを止めた博士の死に方はバイオハザード7のゾイみたいな感じだろうか。

  • 書店時代は文庫担当でした。
    かぐりんが働いてた書店は、
    ライトノベルはコミック担当がやってたんでよく知らないです。
    外国文学=外文も読まないのに担当してたっすね。
    でも、
    よく売れてたのが、
    初代「ミレニアム」シリーズ
    有名な映画化もされてたりもするダヴィンチコードなどの「ラングドン教授」シリーズ
    で、
    今回の「シグマフォース」シリーズですね。
    2作目の「ナチの亡霊」です!
    現在、
    7作目を読んでる。。。
    忘れないうちに感想を・・・。


    1作目のマギの聖骨でもそうだったですが、
    想像では、
    秘密特殊部隊って内輪内輪な感じがするのですが、
    一般人を巻き込むのね。
    大人の医者はまだしも、
    本屋の少女が巻き込まれるって。。。
    アカンことじゃないの?
    と、
    もっと、
    クールで知的なイメージしかないのですが、
    モンクみたいな陽気な存在必要?
    と、
    思いつつ後の方になると必要なんでしょうね。
    ここでは、
    なんか違和感あるキャラなんですよねモンク!
    キャラ的には、
    司令官のペインターって、
    司令官ともいきや、
    意外に主人公っぽいんですよ!
    W主人公でグレイ&ペインターって感じです!
    かぐりん的にはどっちも好き!


    ペインターはもう、
    リサと付き合うはずよね!
    で、
    グレイはレイチェルと別れるのよね!
    主人公?
    ヒロイン?


    ルーンの話しがでてきたんで、
    ちょっとウキウキしてたけど、
    かぐりんの知ってるルーンの知識ではない!
    なんだこれ?
    やっぱり、
    日本に入ってきてる情報って少なすぎるんでしょうね。
    この後、
    ケルトの話しもでてくるのですが、
    ルーンのこととか出るかな?


    ダヴィンチコードなどの「ラングドン教授」シリーズでも出てきましたが、
    量子論ですね。
    これ、
    ちょっと占い師は勉強した方がいいですよね。
    参考になる本やサイトがあったら教えてください!
    と、
    人間の進化もですね。。。


    有能な科学者を抱えた国が崩壊。
    その科学者を自国に勧誘する。
    有り得るよね。
    ナチの科学者が他の国に連れて行かれ極秘の何かを開発し続ける。。。
    やっぱり、
    英語は話せるようになっておいたほうがいいと思う!
    日本がダメになった場合、
    他国で占い師やっていくためには必要じゃ!

  • シグマフォース 第2弾 下巻

  • 文系人間には理数系の説明部分が難しく感じましたが、最後までテンポ良く楽しめました!
    精神の進化が伴わないと、科学のチカラには手を出してはいけないってことですね。

  • 次々に新たな人物が登場してくる。複数の勢力があって複数の場所で事件が起き、場面もコロコロ変わる。誰それは博士で、誰それは敵の兵士で、誰それは富豪で、所属はどこで、誰それと兄弟で、今は誰それと行動を共にしていて。誰が誰だかわからなくなる。さらにルーン文字に量子エネルギー、シュレディンガーの猫、ゼロポイントエネルギー、ホメオボックス、知的デザイン説……混乱。

    結末は1作目同様、モヤっとする。登場する用語や設定は事実に基づているらしく、科学的で知的でありながら、愛は地球を救う的な解決法。ハリウッド映画っぽいということのなのかも。とりあえず最後はキスするみたいな。

    なんだかわからないけどドンパチやってるアクションシーンを楽しむシリーズだ。そして主人公たちはどんなにピンチになっても死なないので安心。悪い奴は死ぬ。

    2023年3月現在、シグマフォースシリーズは15作出ている。これがずっと続くんだろうか。シリーズ2作目だけどちょっと飽きてきたぞ。

  • シグマフォースシリーズ2

  • "この著者は巻末に参考にした書籍を紹介してくれる。今回は量子論についての本は翻訳もされているようだ。きっと読みたくなるだろうなぁ
    物語は、一気にクライマックスに向かって突き進む。
    「ユダの覚醒」「ロマの血脈」とシリーズは続いている。毎回大きな科学テーマの勉強をさせてもらえて、冒険談を楽めるとってもお得なシリーズだ。"

  • (上下巻共通)
    ちょっと、とっちらかしすぎてしまったんじゃないか疑惑。
    複数エピソードを並行して描くのはいいんだけど、エピソードの切り替わるタイミングが、ちょっとテンポ悪い感じ。「24」シリーズみたいにリアルタイム性を売りにするならともかく、小説なんだから、もう少し落ち着けばいいのに。(^^;
    内容は前作と変わらずトンデモ科学系の謀略小説。
    「キリスト教が」と言われるより「ナチが」と言われた方が、ちょっとリアルな感じがすると言うことに気付きました。(^^
    せっかく主人公のチームがあるんだから、チームとしての連携をもっと見たかった気がしますね。

  • 読書録「ナチの亡霊(下)」3

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p151より引用
    “温室内は自然を楽しむ場所ではない。自然
    を操作するための空間なのだ。温室の屋根の
    下では、自然は剪定され、歪曲され、交配さ
    れる。盆栽は銅線によって成長を妨げられ、
    受粉は人間の手によって制御される。”

    目次から抜粋引用
    “黒いキャメロット
     機械の中の悪魔
     交配種
     スイギュウの角
     ルーン文字の謎”

     機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
    長編アクション小説。シリーズ第二弾下巻。
     お互いの利益の為に敵と手を結んだ司令
    官・ペインター一行、敵の裏切り者を見つけ
    出す方策を実行に移すが、ペインターの身体
    は着実に弱りつつあった…。

     上記の引用は、植物研究用の温室について
    の一節。
    植物の品種改良等の恩恵は、多くの人が受け
    取っていることでしょう。しかし、あまりに
    も行き過ぎた改良は、何かしらの不都合を創
    り出してしまうかもしれません。
     科学事実とフィクションについて、巻末に
    解説がありますが、今はフィクションでも、
    人間が想像することは現実に起こりうること、
    という言葉もありますので、遠い未来にこの
    小説の中身が全て現実になってしまう時がき
    てしまうかもしれません。

    ーーーーー

  • 3箇所でのできごとが1つの物語へと繋がっていく。
    相変わらずのスピード感は好きですが、謎解きの最後の最後が科学っぽくないことに唖然となりました。

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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